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20代:クォータークライシスを考える

概要

私は現在26歳です。
周りの同級生が結婚した報告をSNSで見ることも増えてきたり、友達や彼氏と楽しんでいる姿を見たり、仕事の成果や愚痴をストーリーで投稿されているのを目にします。
そうすると考えることは、《私は何者か》です。

クォータークライシスとは

「クォータークライシス」とは、主に20代半ばから30代前半にかけての若い成人が経験する心理的な危機や不安のことを指します。この時期は、大学を卒業して社会人としてのキャリアをスタートさせたり、独立した生活を始めるなど、大きな人生の転換点となることが多いです。その結果、自分の将来やキャリア、対人関係、経済的な安定、自己実現について深く考え、不安や迷いを感じることがあります。

クォータークライシスは、いくつかの要因で引き起こされることが多いです。たとえば、以下のようなものがあります。

1. キャリアの選択に対する不安: 自分が選んだキャリアが本当に正しいのか、他の道があったのではないかと悩むことがあります。

2. 経済的なプレッシャー: 学生時代からの奨学金の返済や、生活費の負担に対する不安が増すことがあります。

3. 社会的な期待: 家族や社会からの期待に応えるプレッシャーや、結婚や家庭を持つことに対するプレッシャーを感じることがあります。

4. 自己実現の悩み: 自分の人生において何を成し遂げたいのか、どのような人間になりたいのかについて深く考える時期でもあります。

クォータークライシスを乗り越えるためには、自分の価値観や目標を見直し、他者と比較しすぎないようにすること、また、必要であれば専門家に相談することが大切です。

※chatGPTより

恐怖のクォータークライシス

私は誰だ

仕事にも慣れてきて、ようやく周りが見えるようになってきたと同時に、見えてきてしまう『得体の知れない私』です。
私はアナリストの仕事をしていますが、仕事に100%自信があるわけではないですし、プライベートでも特に学生の頃と変わらない私は、果たして誰なのか、非常に恐怖の時間が来ます。

答えがあっても怖い

では、もし「あなたはこのような道を進めばいい」という地図があった場合、どう思うでしょうか?
その方が楽!という方もいらっしゃいますし、私はその道に乗れているのか、乗れていないのではないかと、怖くなる方もいらっしゃいます。
私は断然後者で、答えがあるのであれば知りたいけど、答えを知ったら今の自分はどうなるのだろうと怖くてたまりません。

何に恐怖を感じるのか

しかし、何に私たちは恐怖を感じているのでしょうか?
この恐怖はどこから押し寄せてくるのでしょうか。なぜいきなりこんなことを考えるようになったのでしょうか?
クォータークライシスに陥っている人は、何が怖いのか、明確に答えられない人が多いのではないでしょうか。
私もその一人です。

悩み続けてわからなくなった

私は、友達のInstagramや、エンジニアの仲間のTwitterを見て、私はこの先どうなるのだろうと、悲観的になることが増えてきました。
結婚適齢期や、出産適齢期、30歳までに1,000万の年収、残りわずかの20代、結婚したら遊べなくなる、結婚したら自由がなくなる、出産したら女性は仕事を辞めるべき、嫁いだ時の味方は誰がいるなど、誰かに言われたわけでもないですが、一般的に世の中で言われれていることが、自分自身にとてつもない重りとして圧迫されるのを感じます。
もちろんこのことが全て正解ではないということはわかってはいるものの、この恐怖との戦いが、私の中で繰り広げられています。
そしてその戦いは一向におさまる気配がありません。

私が出した結論

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