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玉川上水とその周辺の旅 2024年5月【3】

5月18日

無職なのに、人の多い土日に出かける必要はない。でも天気や体調がいいと出かけたくなる。というわけで行き先も決めずに外に出た。

近所はつまらない。車は持っていない。となると電車移動になる。まず自宅最寄り駅である西武新宿線・新所沢駅に行く。ここで最初の選択。上り電車に乗るか、下り電車に乗るか。上りは西武新宿行きで、下りは本川越行きだ。

基本的に上りを選択する。下りは5駅・17分で終点に着いてしまうからだ。通る自治体は狭山市と川越市のみ。上り電車のほうがずっと選択肢が多い。

新所沢駅から2駅で所沢駅に着く。西武池袋線に乗るならここで乗り換え。今回はスルー。次は東村山駅。西武国分寺線の乗換駅。ここもスルー。次は久米川駅、その次は小平駅。今回はここで降りた。西武拝島線に乗り換える。

なるべく郊外に行こうと考えた。それなら西武池袋線で飯能方面に行くのが一番楽。でも行き慣れていて新鮮味がない。それで今回はパスした。

拝島駅まで行ってJR五日市線まで足を伸ばそうと思った。しかし既に夕方で、それほど遠くに行きたくない。ということで玉川上水駅で下車。多摩都市モノレールに乗り換えて立飛駅で降りた。ここには「ららぽーと立川立飛」がある。

この日は気温が30度近くまで上がった。こんな日に外を歩きたくない。涼しいショッピングモールをブラブラしようと考えた。もちろん混雑しているに決まっている。でもやむを得ない。消去法に消去法を重ねて、残った行き先がここだったのだから。

着いてみると、想像以上に混雑していた。子供たちの元気な声が響き渡っていて、すぐにつらくなってしまった。せっかく来たのに数分で退散。

ららぽーと立川立飛

このままとんぼ返りをするのは惜しい。西武拝島線・東大和市駅で下車して自転車に乗った(私の文章ではおなじみの「ハローサイクリング」)。玉川上水沿いをサイクリングしようと考えたのだ。

目的地は西武国分寺線の鷹の台駅。距離は3km強。20分ぐらいで着いた。玉川上水沿いは緑道になっていて、素晴らしい散歩道。しかし自転車道は、ただの住宅街の道でしかなかった。

鷹の台駅から武蔵野美術大学方面への道は、以前からお気に入りの散歩道だ。玉川上水のせせらぎを聞きながら、木漏れ日の道を歩くことができる。土の道なので足にも優しい。

鷹の台駅から乗車して、2駅で東村山駅。西武新宿線に乗り換え、自宅最寄りの新所沢駅へ。時刻は夜7時前、西の空が赤く染まっていた。

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著者は1985年生まれの男性。 不登校、社会不適応、人付き合いが苦手。 内向型人間。HSP。エニアグラムタイプ4。 宗教・哲学(生き方)…

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