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三河発信のふりかえり"JDL"

わたしのチームはスクラムを始めて2年くらい経つ。

スクラムのイベントに、レトロスペクティブ(ふりかえり)があり、わたしは王道のKPT(Keep Problem Try)と呼ばれるプラクティスを用いて行っている。

短い期間で定期的にチームやプロセスについてふりかえり、実験と発見を繰り返すことは不確実であり変化の多い開発への対応やチームの成長に大いに役立つ。

最近、色々調べているとKPTよりもYWTの方が良い!という記事が多いことが分かった。

YWTとは、Y:やったこと、W:わかったこと、T:つぎやることだ。なぜこちらの方が良いかと言われているかと言うと、ポジティブな思考でふりかえりができるからだそうだ。KPTはProblemという言葉が強く、問題解決のふりかえりになりがちだそうだ。

だそうだ。と言っているのは、わたしのチームはKPTでFUNや感謝で溢れているので、まぁ、ファシリテーター次第だと思ってるから。少し前から、FDL(FUN! DONE! LEARN!)という超ポジティブなふりかえりのプラクティスも出現し、わたしも新人研修やプロジェクトの区切りなどで実施している。

ここで少し話が変わって、わたしが立ち上げようとしているスクラムイベントがある。それはスクラムフェス三河!

大阪から始まり、札幌が生まれ、6/26-27のスクラムフェス大阪がオンライン開催となったことで、全国のスクラムフェスが同時開催されることになった!三河も含めてここで初めて爆誕するフェスも多い。

わたし自身もスクラムフェス大阪のプロポーザルが採択され、発表予定だったが、自らの三河トラックで話すこととした。

ここでようやく本題。このスクラムフェス三河では、三河発信の新たなふりかえり"JDL"を流行らせようかと水面下で企んでいる。

JDLとは、JAN! DARA! LEAN! の略だ。そう!三河弁である、じゃん、だら、りんから来ている。進め方は下記のようにYWTとほぼ同じ。ルールは語尾にそのフェーズの三河弁を必ず付けることw

じゃん:やったことの共有(例:あれやったじゃん)

だら:やったことからわかったことの深堀と共感(例:これってこうゆうことだらー、だらーだらー←共感)

りん:わかったことからつぎやる行動への共鳴。行動は具体的で実現可能な小さな※サイズで。(例:次はこれやりん、やりんやりん)←命令形に聞こえるがそうじゃない。

※りんはトヨタのリーン生産方式にも掛けている

語呂もFUN! DONE! LEARN!を被せている。

この記事を見た方、もしくはスクラムフェス三河に参加された方は、このJAN! DARA! LEAN!をネタのひとつとしてみなさんの職場で使ってみてください!

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