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成長への一歩:挑戦と希望の未来へ

2021年10月、23年にわたる個人事業主としての道を閉じ、新たな挑戦として会社の株式化に踏み出しました。50歳に差し掛かる年齢で、これまでの成功と地位を手に入れている状況でありながら、なぜ新たな道に進むのかという問いかけが周囲からは寄せられました。

私の決断には、深く考え抜かれた3つの理由があります。まず第一に、新型コロナウイルスの影響下で、私が関わってきた個人事業主たちが厳しい状況に立たされていました。多くの仲間たちが仕事を断念し、生計を立てることが難しい状況に直面していました。これまでの経験から、この仕事の本当の価値を理解してきた立場として、彼らの未来を放棄するわけにはいかないと感じました。傘下のスタッフたちの生活を守るため、最後の力を尽くすべきだとの信念が私を駆り立てました。

第二に、お客様への熱い思いがありました。私たちの仕事は、顧客とともに歩み、共に成長していくことです。未曾有のコロナ禍にもかかわらず、長らく私たちを信頼し続けてくれたお客様に対して、これ以上のサポートを提供できなくなることは、彼らに対する裏切りであると感じました。彼らの信頼に応える責任を果たすためには、新たな段階で再び立ち上がる必要があると確信しました。

そして第三に、自己への挑戦と向き合いました。コロナの影響で立ち往生していた私は、48歳という年齢になっても、これまでの経験と能力だけで生きていけると思っていました。しかしその一方で、自身を見つめ直す機会でもあると認識しました。過去に売上が低迷したり、困難な状況に直面した際に、若かったからこそチャレンジできたのだろうかと考えました。そこから、挑戦しなければ成長し、他人を助ける存在にはなれないという価値観を持つようになりました。

それからもうすぐ2年が経とうとしていますが、まだまだ前途多難です。しかし、少しずつ会社としてのスケールを拡大していく過程で、成果を実感できる瞬間が増えてきました。ユーチューバーの鴨頭嘉人さんが言ったように、「会社にとって、人は最初の2年は経費。その後に利益を生む」という言葉に私も共感しています。2年目を迎える今、私自身が真の利益をもたらす存在として、日々の挑戦を続け、会社を成長させていく覚悟です。
#あの選択をしたから

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