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ディアモール大阪店の閉店に寄せて

本日、2012年にオープンしたディアモール大阪店の閉店引き渡しに立ち会ってきました。この場所で12年間、多くの方々に支えられて活動できたことに、心から感謝しています。

12年前、39歳だった私は、30代を駆け抜け、40代をどのように過ごすかを真剣に考えていました。多くの人に私たちのサービスを知っていただくため、広告効果の高い場所で、私たちの強みであるイベントを通じてお客様を誘致することを目指し、大阪梅田のディアモール大阪に出店を決意しました。

幸いにも、コロナ前まではイベントを通じて多くのお客様に足を運んでいただき、私たちの組織は成長を遂げ、全国約5000店舗の中でトップ10に入るまでになりました。これは、私たちの努力だけでなく、ディアモール大阪という立地の力、そして何よりもお客様の支えがあってのことです。

しかし、パンデミックはすべてを一変させました。お客様の行動パターンが大きく変わり、化粧品のオンライン購入が増加し、リモートワークの普及により通勤者が減少、ディアモールを訪れる人々の数も激減しました。イベントを通じたお客様誘致が難しくなり、これまでの方法ではこれからの時代に対応できないことを痛感しました。

これからの10年を見据え、新たな目標を立てました。やり方は変わりますが、「世界中の女性を笑顔にする世界を作る」という私たちのビジョンは揺るぎません。これまでとは異なる方法で、お客様に価値を提供していく覚悟です。

ディアモール大阪店の閉店は、私にとってとても感慨深いものでした。成功と苦労の両方が詰まったこの場所を去るのは、寂しさと共に一抹の不安もあります。しかし、今は次のステップに進む時です。ここで得た経験を糧に、新しい挑戦を始める決意を固めました。

12年間、本当にありがとうございました。これからも、皆様に愛されるサービスを提供していくために、精進してまいります。

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