同期

今日もお疲れさまでした。

ということで今日は、初めて同期(の同じ班の人達)と一杯やってきました。同期飲みというやつです。

5人で行ったのですが、しっかり2・3に分かれて、間にはビニールカーテンを閉めながらの飲みです。


異質な空間とはいえ、元々思い描いていた「研修終わりの風景」がそこにはあったので、そこそこ満足ではあったのですが、改めて「会社の同期」というのは不思議な存在だと思います。

これまで、幼稚園・小・中・高・大と、様々なコミュニティに属してきたわけですが、それはどれも「好きな奴を選んでつるめる」という点で似通っています。クラス・部活・サークル・バイト先というコミュニティの中で、合う人もいれば合わない人もいて、その中から取捨選択(と言っては失礼ですが)をしながら人付き合いをしていくのが当たり前でした。


しかし、会社の同期というのは少し違っていて、(本に関わる会社なので、ある程度の共通点があるとはいえ、)それぞれが違うコミュニティ出身で、自分たちを繋いでいるのは「仕事」という、少し特異な関係性です。

あえて嫌な言い方をすれば、「勝手に集められて勝手に繋がりを作らされるコミュニティ」です。


幸い、自分のグループは皆タイプは違えど良い人ばかりで、全く嫌ではないのですが、もし大学生の時に出会っていたらつるんでいたかどうかと問われたら、即答でイエスとは言えないと思います。それは多分、自分も思われていることです。

それでも、同期の絆(?)というのは不思議なもので、今までの良い意味でも悪い意味でも「ぬるい」関係の友達とは違って、また別の緊張と安らぎがあります。その緊張と安らぎというのは、将来や仕事に対する漠然とした不安に起因するもので、きっと今後も続いていくものです。

先輩社員が、「同期は大切にした方がいい」と口を揃えて言うのは、こういう感覚があるからなのかもしれません。


ちょっと否定的な内容に見えるかもしれませんが、主張としては「同期っていいな」ということ。今まで出会ったことのない人種(?)と、運命を共にする感覚というのは新鮮で、早く働きたいような気持ちが出てきました。

配属決定までまだ時間がありますが、横の繋がりは大切にしていきたいと思います。

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