見出し画像

【意外に多い】新卒入社・はじめての転居を前に気を付けたいチェックポイント

就職が決まり、春から上京!なんて方も多い季節が近づいてきました。新生活には悩みがつきものですが、配属先の街への転居を前に、悩みをできるだけ減らしておきたいですよね。

「はじめて」のお仕事。「はじめて」の一人暮らし。「はじめて」の場所。「はじめて」の人とのかかわり。沢山の「はじめて」が待っています。

今回はそんなわくわくと共存する不安を取り除けるよう、転居する時に気を付けたいポイントをお伝えします。

新卒入社時に転居する人の割合は?

あなただけが、悩みを抱えているわけではありません。実際に毎年約3割の学生さんは、就職を機に転居を伴います。それだけ多くの方が、漠然とした不安と戦っているとも言えます。ただ、しっかりと下調べや確認をすることで、解消できる方法もあります。

転居を前に気を付けたいポイントは7つ

| お金の準備

転居を前に、ある程度お金を貯めておくことが必要です。最低でも、アパートの敷金礼金と当面の生活費は確保しておきましょう。敷金・礼金が0円だとしても、借りるアパート・マンションの家賃3か月分を前もって支払う場合がほとんどです。前もって計画的に準備することが重要ですね。

|エリア選定

勤務先からどれくらいの距離に住むのか、時間とともに無理のない範囲に住めるようエリアの選定が必要です。

会社のすぐ近くに住みたい方もいらっしゃいますが、休日も生活圏内に会社があることで落ち着かなかったり、関係者の方と街中でばったり…なんてこともあるので、電車で1駅から2駅分はなれた場所に住むことをオススメします。

|家賃の設定

エリアを決めたら、次は家賃の設定です。自分の月収と相談して決めていきます。目安としては月収の3割が家賃となるのが理想です。それ以上の割合を占めると、生活が不安定になるなど、仕事にも影響を及ぼしたりする可能性があるので慎重に決定する必要があります。

|住居決め

家賃を決めたら、いよいよ住居を決める工程に入ります。自分のこだわりの条件(エレベータ付き・オートロック・風呂トイレ別など)を絞り込んで選びましょう。

住居選びでは、特に日当たりと水回りが大事です。この二つを確認しないと、じめじめしてカビが生えやすい家に住むはめになるかも。日当たりは家の中に自然光が入るか、洗濯物が乾くほどの日当たりがあるかを確認しましょう。内見の時間を昼間に設定するなど、自分の目で確かめてくださいね。

水回りは、自炊を考えている方ほどキッチンの下の扉を開け、蛇腹の施工状態をみるなど、水漏れの可能性がないことの確認することもお忘れなく。お風呂場のシャワーを実際に使用して、水の流れ・水圧の良しあしも同時にチェックするようにしましょう。

|引っ越し時期の決定

住居が決まれば、次は引っ越し時期を決めましょう。仕事開始の前日に引っ越すと、少し心の落ち着きのないままになってしまうので、就業開始から一週間前までに引っ越しを完了させるようにすると良いです。そのため、実家から持っていくものと置いていくものは、早めに整理しておきましょう。

|住居の周辺確認

エリア・住居の周りがどんな場所かを理解する必要があります。この記事を読んで「なるほど」と思ってくださる方の多くは、まだ転居先の土地勘がないのではありませんか。

実際に住んでみたら、コンビニが遠かったり、スーパーが近くになかったり、川の氾濫がよく発生するような危険なエリアだったりすることもあります。事前に自分の生活を頭に描いて、生活に必要なものの有無を確認していきましょう。

|転居から入社までの過ごし方

入居を終え、就業開始までの1週間で何をするかで、実は入社後の仕事のパフォーマンスも変わってきます。この一週間で、まずは移住のための手続き(転出・転入届など)は終わらせるようにしましょう。仕事がはじまってからやるとなると、面倒になって先延ばしになる場合もあります。

そして、一度でかまいませんので、実際に出社の時に利用する交通機関で会社に行ってみてください。予想していたよりも時間がかかることも頭に入れて出社イメージを作るようにすると、新生活のイメージもしやすいです。

まとめ

転居前のチェックポイントを、引っ越しのプロセスに焦点をあてながらご紹介しました。いずれのポイントにも共通して言えることは、事前準備が大切だということです。入社までの期間に余裕をもち、決められるところは決めておくと、新生活への不安も少しは和らぐと思います。

実際はもっとお悩みがあると思いますが、皆さんの先輩で実際に転居を伴う就職を経験されている方からアドバイスをもらうといった方法もあります。経験者として貴重なご意見と思いますので、聞きたいことは事前に聞いておくのも良いですね。

周りに相談する方がいなくて困っている、、。友人はみんな地元に就職して自分だけ異動が決まっている、、。なんてお悩みを抱えていらっしゃる方は、その相談先の視野を広げてみてもいいかもしれません。

キャリアアドバイザーとの面談時には、プロの目線からみなさんの就活のお力添えをさせてもらいます。ぜひご活用くださいね。