上村松園・松篁ー美人画・花鳥画の世界ー 山種美術館
先日、広尾にある山種美術館に行ってきました^^
上村松園・松篁ー美人画・花鳥画の世界ー
植村松園の美人画を楽しみにしていました♬
(パンフレットより)
息子である松篁の作品も数多くあり、上村母子の作品を同時に楽しめます^^
上村松園
京都生まれ(1875−1949)
気品あふれる美人画を得意とており、
1948年に女性として初めての文化勲章を受章しました。
今回の展覧会で唯一写真撮影がOKだった作品がこちらです
⇩
「娘」
松園の魅力の一つは
美人画の髷にこだわりを持っていることです。
身分による違いを詳しく調べ、見事に表現しています。
今回の展覧会の作品の近くに、本人談があったのですが
小さい時に、近くに住む子どもたちの髪をよく結っていたそうなんです。
画家となってから髪型にこだわるようになったのは
そんな流れがあったからかも知れないとのことでした。
でも、自身の髪にはそんなに頓着がなかった・・・
のような表現があり、一気に松園が身近に感じられ嬉しくなりました。
時代が変わっていくにつれ、
薄れていってしまう その時代の女性たちの髪型。
後世に伝えたいという思いもとても強かったようです。
私は、松園の美人画の描き方がとても好きです。
すごいな〜と見入ってしまいます^^
細かい描写、念入りな下調べなど関心するばかりです。
眉も本当にステキな描き方なんです。
作品自体のすばらしさはもちろんなのですが
もうひとつ
表装 がステキ ⤴️
表装についての説明が 展示作品のそばにあって、
それを見つけた時には、本当にテンションが上がりました。
近代日本画の画家たちは
表装にこだわる方が多かったといいます。
裂地や表装を表具師さんと念入りに相談して決めたといいます。
絵の周りの枠の部分の表装などって
作品の雰囲気をガラッと変えるものなので、本当に大切ですよね。
今回、
*作品の絵の部分を見る
*表装部分を念入りに見る
*絵と表装など作品全体を見る
という見方で楽しみました^^
色も柄も本当に千差万別で、楽しかったです♪
ミュージアムショップでは春ということで
桜などの季節感たっぷりのグッズなど、魅力的なものが数多くありました♡
また1階のカフェでは、
今回の展覧会のオリジナルの和菓子がありました。
目からも楽しめるもので、本当においしかったです♡
4月17日(日)まで開催されています。
オススメです!!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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