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鳳虹庵日記 60

2012年06月14日

七夕と十隠の夜明けの晩に

七月七日はどうするの?
と、再び聞かれ・・・

しばらく牛神を追っていたこともあり、
それが牽牛とつながり、
天女もまた、織姫とつながる。

その男女の出会う日だから、重要なのはわかりますが、
7月の予定はまったく見えておりませんでした。
というか、6月自体が、休息の月であり、
月末の夏越の祓を持って、後半に臨もうというナガレの中で、
今や、自分の頭は白紙なのでした。

しかし、今日、
七夕のことに意識が向かい、少し調べてみると、
やはり、一つのナガレを感じないわけにはいかなくなってきたのです。

元来、七夕は旧暦の7月7日に祝うもので、
それが太陽暦に変わった為、多くの場合、その日は雨となる傾向にあります。
しかし、本来は、8月なのです。

八十・・・
八月に十隠へ。
またもや、これが浮上してきました。

戸隠で七夕を・・・
戸隠と天の川を検索すると、

なんと、天河と戸隠が繋がっているようなのです。
ある方のサイトに出会いました。
そこには、明治の廃仏毀釈により焼却されるはずの弁天様が、
ある祠に秘かに封印され隠されたそうです。
それは、天河弁才天より勧請された弁天さんだといいます。

天河弁才天は、天女だそうです。
七夕伝説のあるバリエーションは、天女の羽衣伝説とリンクしています。
それによると、牛郎と織女は西王母に天の川を隔てて、東西に引き離されたそうです。


また、ウィキによると
「ほとんどの神事は、「夜明けの晩」(7月7日午前1時頃)に行うことが常であり、祭は7月6日の夜から7月7日の早朝の間に行われる。午前1時頃には天頂付近に主要な星が上り、天の川、牽牛星、織女星の三つが最も見頃になる時間帯でもある。」

ちょうど、前回の日記に書いた内容とイメージが重なります。
それは6日の朝方に見た夢でした。

夜空に沢山の星と宇宙船。
旧暦の7日は、常に上弦の月(半月)のため、その月は舟に見立てられたようです。
舟に乗って、天の川を渡るのでしょうか・・・

七夕伝説では、カササギという鳥が橋渡しをします。
ベトナムでは、カラスがその役割を担うようです。
今朝、カラスの羽を氏神様で拾ってきました。

東西の男女が天の川で出会う時、
夜明けの晩に、鶴(朱雀=南)と亀(玄武=北)が統べた。
四方の十字が統合するとでもいうのでしょうか・・・

矢島渚男の
「戸隠や顔にはりつく天の川」
の句のように、

七夕の戸隠の夜は美しいに違いない。

やはり、行くことになるのかな。。。  

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