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鳳虹庵日記 62

2012年07月09日

巡礼で学んだ生きる視点


あれほど毎週のように週末になれば、

どこかの神社へお参りしていたのに、

ここしばらく巡礼も行っていません。

夏越に佐久奈度神社へは行きましたが、

他は、毎日の氏神参りだけです。

反面、今の興味は政治のありかたに向かっていました。

反原発運動にも向っておりました。

天日古ブログのここ数回の記事はそんな内容です。

3年ほど巡礼を行ってきましたが、

その意義はあまり理解してこれませんでした。

ただ、呼ばれた感や、興味、導きに沿って様々な神社へ足を運びました。

その間、お参りだけでなく、日本人の信仰や、

隠された歴史に触れてまいりました。

これは、学校やメディアでは殆ど取り上げられないテーマでした。

それらに触れることによって、

歴史の本質や、見えない存在を感じる感性が磨かれてきたように思います。

そんな視点を持って今の日本の現状を見ています。

原発問題は、日本の在り方を目に見える形で示しています。

大きな犠牲が伴いました。

しかし、それほどのショックがないと人の目は開かないのだと思います。

僕もそうです。

スピリチュアルとは、見えない世界への逃避であってはいけません。

スピリチュアルとは、精神であり、その精神は肉体に宿りこの物質界で生きております。

ゆえに、スピリチュアルの扱う世界とは物質世界でもあるのです。

ただ、その物質世界に精神的思想が必要なのです。

だから、巡礼という精神文化の学びを物質界に落とし込め、

現実世界で表現しなければいけなかったのかもしれません。

それは、難しいことではなく、

現実のあり方を意識を持って見る、考える、行動するということです。

今、世界は大きな変換期にきております。

ここ一番のポイントを押さえないと意味がないくらいの大一番だと思います。

だから、必然的に僕の関心は、巡礼から社会に向かったのだと思います。

神や神社に何かの縁で導かれたように、

今は、社会の情報に導かれているようです。

全ては学び。

自分のできることを、自分の為すべきことをしたいと思います。

それが、見えない世界からの導きだと思っています。


そして、

大切なのは、一人一人の意識の目覚めだと思います。

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