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卵(ラン)タン 4

無限に続くの幻夢

幻夢とは、 ゆめまぼろし。また、ゆめやまぼろしのようにはかないこと。

コロナ禍がまだ続く中、ウクライナ問題が起き、その戦争も終息しないままテレビでは、サル痘の話題が目に着きます。

サル痘は予め計画どおりに提示された・・・そんな話も聞きます。

コロナが流行り出した時に、僕の周りでは誰もコロナ感染者はいませんでした。やがてオミクロン株が流行り出し、僕も感染しました。これで僕のコロナ禍は終わりです。免疫も獲得できたし、人に移す可能性もほぼ無くなりました。だから、マスクも自粛も個人的には必要なくなりました。それでも、もし、危険だというなら、ワクチンを打っても無駄であるし、発症後10日にして保健所から外出を認められたのは、矛盾があります。あの時に僕の体内にはまだウィルスが存在していたはずですし、それでも感染の可能性が低いと判断された理由は、免役が既に勝っており体外に放出されないという説明でした。あの時には、まだ微熱があったので、免疫が戦っていたはずです。今は、正常なので、あの時の状態で感染させないのなら、今、感染させるはずはありません。

世の中を見れば、殆どの人がまだマスクをして外出されています。僕は、以前より屋外ではマスクをしません。なぜなら、一人で大声を出しながら歩くでもなく、屋外という最大の換気状態のある中で、感染させる可能性はないからです。もし、それでも危険というなら、時々、窓を開けて感染対策の為に換気をしましょう。という言葉が虚しくなります。

テレビを見ると世界の首脳は、既にマスクを取って会話をしています。バラエティーでさえ、アクリルのシールドを外して放送をしています。先日の放送では、アクリルのシールドて意味があるの?とコメントしていました。室内でそうなら、屋外でのマスクなど無意味です。それでも、マスクを外さない人達は、魔除けのお札のように口にマスクを貼っているわけです。そして、それを広めたのは、テレビ等のメディアであり、それらで語る専門家を名乗る人達です。これはご利益があるので床の間に飾ってください。と言われれば、大概の人は疑うのに、テレビで報じると信じてしまいます。そういえばなんとか言う妖怪にご利益を求めていた人達もおりました。妖怪を信じるのに、疫病封じの有名な神社のお祭りを中止する矛盾を感じないようです。それを決断したのはその神社をお祀りする神職であり、彼らは自分の信仰する神様よりも妖怪を信じてしまったのかもしれません。

私達は、幻の中で生き、夢を見させられているのかもしれません。

昨日だったか、NHKのニュースで、ウクライナは情報戦でロシアに勝利したと報じていました。情報戦とは、SNS等を使ってウクライナに有利な情報を流し、民意というか、大衆の意識を操作する戦術です。その方法は、あるグループが賛同者に対して、具体的な方法を指示し、指定された情報を拡散させるそうです。ニュースの最後には、嘘の情報、いわゆるフェイク情報もなんお審査もなしに提示されるので、注意が必要と締めくくっていましたが、これは、情報操作であり、人々の意識だけでなく行動さえも操る手段です。そういえば、ある政党がアルバイトを雇って同じような事をしていましたね。

私達は、情報を頼りに物事は判断し、行動に移します。その情報が、ある目的を持って提示されたものであり、その目的が私達を害するものであるなら、それは大きな犯罪であるように思います。つまり詐欺行為です。

我が日本の政府は、戦時中、アメリカに対して連戦連勝だと報じていたと聞きます。その実態は、芳しいものではありませんでした。負け戦を国民が大喜びして受け入れていたのです。その結果、本土の上空まで敵は迫り、沖縄では大地にまで攻め入られ、最悪を経験したわけです。

報じられるものが全て正しいわけではありません。国が報じていたから正しいと判断するのが間違いであるのは、既に経験しているはずです。戦争を経験していなくても、国の報告が改竄されたり、消し去られて真実を知らされなかったことは最近の出来事です。これは日本だけではないと思います。

世の中の出来事を報じる情報を見ていると、何か現実の少し外側で、ベールを貼られ、そこに虚偽の映像が映し出されているような感覚に陥ることがあります。まるでホログラムです。これは自分の生活している世界の出来事なのか・・・・自分の認識している世界と違った世界がテレビに映っていると感じることが多いです。ここ数年は、特にこの真実と現実の乖離が大きくなってきたように思います。

大きく離れていった二つの世界。膨れ上がった虚界の中で、意識が沈む虚体が私達の身体なのかもしれません。しかし、その奥には、実体が眠っているはずです。大きくなりすぎた虚界はやがて弾けることになるかもしれません。そして、その時に私達の意識は、実体へと戻り、真実の世界を取り戻すことができるのかもしれません。

しかし、それまでは、無限に続くかと思われるような幻夢が目の前に映し出されていることでしょう。

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