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薔薇の女神日記、或いは性的スピリチュアルエッセイ 9

現代人の性意識は抑圧され歪められているため、殆どの人にはブロックが生じています。
関心はあるもののスピリチュアル的に正しい性意識に触れる機会は難しく、またそういった情報を伝えることも難しくなっています。
この薔薇の女神日記は、あくまで私達カップルの経験した個人的な情報ではありますが、それでも必要な人の為に公開しているものです。
性的好奇心を満たすためでなく、真面目に性エネルギーというものに向き合いたいライトワーカーの為に限られた情報ではありますが、一助になることを願って記録しています。

私達の性意識と経験もこの短期間で随分と変化してきたと思っています。
それは、導きのようにいつも気付きをもたらせ新しいテーマと経験へといざなわれています。
こういった経験は、カップルでしか得る事は難しいと思いますが、ライトワーカーのカップルが、こういった探究をすることはあまりないケースであると考えています。
なぜなら、性と愛の結びついた女神のエネルギーを闇の支配者は極端に嫌い、正常にこの作業がすすむことに障害が発生するからです。
だから、私達のユニークな経験は公開するに値すると考えています。
つまり、こういったテーマに興味を持つライトワーカーは少なくはないのですが、環境がなかなか伴わないということです。

先日、ある女性のライトワーカーさんから、こんな話を耳にしました。
彼女は、お孫さんもおられる年齢に差し掛かっています。
その方が、年齢と肉体的条件を理由に、自分にはクンダリーニのエネルギーを活性化させることは難しいのではないか・・・とおっしゃっていました。
私達の見解は、性エネルギーの活性化に閉経は関係ないという事です。
僕が参考にしているタオの子宮呼吸法でも、この呼吸法は、生理の安定化に効果があるものの、閉経後であっても女性に良い影響を与えると、呼吸法を奨励していました。
なにより、私達の目指しているアセンションは、クンダリーニを活性化するために性エネルギーを利用するものであり、もしそこに年齢が障害となるなら、高齢の方はアセンションできないということになるよ。という話になりました。

そして、現在私達が関心を寄せているのは、性的結合に頼らない女性主導の錬金術です。という話をしたところ、ずいぶんと関心を持っていただいた様子でした。

そもそも錬金術という概念は、狭い範囲の手法を指しているように考えています。伝統的には、卑金属を貴金属に変換させる技術ではありますが、それは人間の肉体や精神の変化を喩えているわけです。
そして、その手法は、聖杯に見立てた女性の身体或いは子宮を、男性が使って精液から性エネルギーを抽出し、変化の糧とするわけです。これを化学的な喩え、変化を表しているのが錬金術だと理解しています。
私達は、それより概念を広くとらえ、錬金術とは、+と-といった自然界の両極の性質を利用して、新しい創造を行うものだと考えています。
例えば、+と-で光が生じるのも錬金術だと思っています。

私達の目指すアセンションは、二つの段階があると考えています。
1つは、浄化と癒しの段階。もう1つは、クンダリーニの活性化の段階。
クンダリーニの上昇は、それと共に各チャクラを活性化させます。
共に私達のライトボディも活性化されるわけです。そしてそのライトボディが高速回転したものが、マカバボディと呼ばれるものです。
アセンションには、このマカバボディが必要になります。
意識が、高次元へと昇天していくには、マカバボディに乗って上昇するわけです。

そして、そうなるためには、私達のライトボディを浄化し、或いは、傷ついた部分は、癒しを持って修復しておく必要があるのです。
先日、一つの学びがありました。
これは、性的結合のない錬金術、或いは女神の性魔術とも関係があると思います。
現在、女性主導の錬金術の存在は確認できません。そもそも錬金術自体が秘密のものでした。その中で、女神は完全に消されそういった技術も継承できなくなっていると考えています。
しかしながら、中国の皇帝に性の指南をしたのは、仙女でした。サンジェルマンは、なぜ多くの女性を導いたのでしょうか?イシスの性魔術の存在もささやかれています。
おそらくイエスを導いたのは、マグダラのマリアだったのだと思っています。
マリアが売春婦に変えられたように、女性錬金術師たちは残らなかったのだと思います。

私達の経験しているものは、そういった歪曲された知識ではなく、内面的なガイダンスによるものです。時には、導きの声であったり、魂の記憶であったりを頼りにしています。
その中で、女性の意識による男性のクンダリーニの活性化の手法があります。これは僕には説明ができません。子宮を持つ女性特有の技術です。
男性と女性のエネルギーが結びつく時、各2匹の蛇、合計4匹の蛇が絡みつき上昇していきます。
この蛇は、エネルギーの導管、イダとピンガラと呼ばれるものです。
女性の蛇は、男性の蛇を抱きかかえるように絡みつき、共に上昇します。
この時に必要なエネルギーが「愛」と呼ばれるエネルギーです。
無条件に相手を愛し、愛おしく思う気持ちが、それぞれの蛇の結合の吸着剤となります。
男性は、そのエネルギーに無条件に身を委ねないといけません。
おそらく、イシスに抱かれるホルスのように。

クンダリーニの上昇には愛が必要です。
もし不純なものがここに混ざっていたのなら・・・
それは、間違った結果へと導かれる事になるようです。
同じような現象は起きるようです。同じような効果も得られるようです。
しかし、そこから生まれたものは、光とは逆のものになる可能性があります。
男性は、完全に女性に委ねているため、間違った使い方をするなら、女性は男性を操ることができるようです。黒魔術のように。
母の子に対する愛情がおかしな状態であるなら、その子はおかしな行動を選択することでしょう。
だから、浄化が必要であり、歪んだ精神を癒す必要があるのだと思います。


エネルギーの結合が行われている時、相者のエネルギー比率は、五分五分とは限りません。そして、そこから得られるエネルギーも五分五分とは限りません。
女性の意識次第で、完全に男性にエネルギーを向かわせることもできるようです。
この事をここで公開することは、ある種のリスクもありますが、敢えて伝えておきます。
もう時間がないからです。これを知ったからといって誰もが行えるわけではありません。それよりも男性と女性のあり方を伝える事のほうが重要です。
本当に愛は、基本であり、最重要な要素なのです。

話は変わりますが、つい先日、私達の性的アセンションセッションを受けに来てくれた男性がいました。
私達にとって初めてのセッションでした。
もともとプログラムやカリキュラムのないセッションでしたが、それでも私達の思惑を大きく上回ったものとなりました。
その結果、このセッションの目指すものがはっきり見え、セッション名も女神のアセンションセッションと変更することになりました。
この時のクライアント様の感想は、セッションのページに掲載させていただいたので、良ければ参照してください。

セッションの後、雑談をしながら僕のパートナーが、クライアント様の両手をオイルマッサージしました。
セッション中も感じられていたようですが、右手と左手の感じが全く違うようです。
しかし、両手のマッサージを終えた後に、とてつもない思いが満ち溢れてきたようです。
それは、何でも具現化できそうな気分だったそうです。
しかし、雑談を終え、帰宅の準備をされていた頃になると、すぐにその気分は消えたそうです。
おそらく、そのエネルギーは、女神と繋がっていた時だけに感じられるものなんだと理解しました。
つまり、そういった状態は性的な結合がなくてもエネルギー的な結合があれば創造できるということです。
これは、性的結合の無い錬金術を探究している私達には、大きな発見でした。

5月以降、エネルギー状態も随分と変わりました。
以前のように女性が女神を降ろす努力も容易になっているようです。
その器が女神神殿であり、神殿巫女となります。
私達の薔薇の女神日記と女神のアセンションセッションはリンクしています。
この日記に興味を持たれた方は、一度セッションを受けてみて欲しいと思います。
その為に今回の日記は無料公開にさせていただきました。

拝読ありがとうございます。


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