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鳳虹庵日記 35


2012年02月10日20:09

13は7と6に分かれた

昨年のある夜のことですが、
眠っていると、
何の脈絡もなく、
「13は7と6に分かれた!」
という声が頭に響き、
その声で目が覚めました。
夢の声で目が覚めたので、何かあるのかなと思い考えたのですが、
その時は、それを北斗七星と南斗六星だと考えました。

13は、特別な数です。
キリスト教では、あまりにも特別なため、
それを忌まわしい凶数として秘したという話も聞きます。

今年グラナダで訪れた住吉大社のお御籤で、
その13番を引きました。
住吉大社で感じたイメージは、「月と海と帆立舟」でした。
海を駆ける民にとって、
暗闇の海の中で頼りになるのは、月の灯りと星の導きでした。

住吉大社には、初辰さんと呼ばれる信仰があります。
これは、辰すなわち龍神信仰かと思ったのですが、
星辰信仰なのかもしれないと思っています。
また、辰(シン)は、月神とも繋がっていきます。

初辰まいりの中に大歳社が含まれますが、
そこにあるおいとしぼしは老年星とも言うそうですが、
そこから、グラナダのメンバーは北斗七星を連想しました。


今日、カノープスの事に意識が向かいました。
カノープスは、シリウスの次に明るい星です。
南極老人星とも呼ばれ、七福神の寿老人の星で寿命を司ると言われています。
日本では、布良星(メラボシ)と呼ばれています。
布良は、千葉県の南端でそこで見えることから、そう呼ばれているそうです。
千葉県の千葉氏は、妙見信仰(星辰信仰)で有名です。
カノープス(老人星)は、船の水先案内人ですから、住吉の老年星に関係あるかもしれません。


さて、伊勢の亀から甕に繋がったわけですが、
甕は、甕星という星神に繋がります。
また、亀は、亀甲の六角から、六芒星につながりそれは、星を意味します。
今、亀から星のナガレに繋がってきています。
「山六」という屋号があるのですが、
それは、山(角)が六つあることで、
すなわち六角形であり、
やはり、六芒星を意味します。
ダビデの星です。


少し前に三井寺に行ったのですが、
その時に目を引いたのは、
尊星王像(妙見菩薩)でした。

13は7と6にわかれた。尊星王

奇しくも
その尊星王星祭があるのは、この2月の節分の時でした。

妙見信仰の対象である、北極星と北斗七星。
北斗七星は、剣に見立てられ、
七星剣なるものも存在しています。

今日、また、たまたま北斗町という町を知りました。
この週末に、できれば訪れてみようと思っています。
案外、身近に存在していたのです。
七条にある北斗町です。

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