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巡禮セレクション 27

2014年07月04日(金)

共通する体験、或いはシンボル

以前より気になっていた名草戸畔ですが、
この度、縁あって名草戸畔に関する希少な著書を購入いたしました。
なんでも著者はこのSNSのメンバーさんのお仲間さんだとか・・・
とうわけで、著書については知っていたのですが、ここぞとばかり手にとったわけであります。

現在、いくつかの本を買い溜して読んでおり・・・
といいながらあまり読書時間もないうえ、読書姿勢の悪い僕は長時間の読書にも耐えられないので、少しづつ面白そうな本を読んでいるのですが、昨日、ちょっと名草戸畔の本を手にとってみました。

まだ、一章も読み終わっていないので、内容に関しては書けませんが、その中で面白いな・・・と思う事がありました。
この本は、名草戸畔を巡る探求と巡礼の旅をドキュメンタリー風に書かれた本のようです。
少なくとも今読んでいる章は、そのような記述になっています。


こういった探求や巡礼は、この「巡禮」というSNSのテーマでもあり、読んでいて共感できる部分が多く思いました。

その中で、おそらくここのメンバーにも思い当たる節があると思いますが、巡礼中に起こる不思議な縁というか、事象というか導きがあります。

かの著書にもその事が書かれていました。
著者が和歌山の神社を巡るとき、普段では考えられないような交通手段の手伝いがあったそうです。
具体的にいうと、たまたまタクシーに巡りあえたとか、車で送ってもらえることになったとか・・・
歩くには大変な距離をこれによって救われています。

この事に関して、著者は著名な漫画家美内すずえさんとの会話で、美内すずえさんも神社でよくどこからともなく説明をしてくれるおじさんが現れ、美内さんは、彼らの存在を「説明おじさん」と名付けているようです。

このくだりを読んで、僕の熱田神宮での出会いを思い出しました。
七色堂「尾張の旅」参照)

僕は当時の記録をブログにこう記述しています。
「本殿の参拝も終り、地図を見ていると、てか境内図を見ないとわからないくらい広いのです。
で、本殿を背にして地図に目を落としていると・・・
後ろから、ドカジャン着たおっちゃんが近寄ってきて・・・

「あっちになー。水が湧いていて、そこの水を柄杓で3回か4回水かけると願いが叶うんや。」
と言うのです。。。
清水社というらしいです。
一番奥です。
教えてもらわないと行かなかったと思います。」

僕はドカジャンの神様だと思ってしまいました。
ドカジャン着た神様・・・めちゃカッケー!です。


あと、これは導きではないですが、巡礼中の出来事としてよく蛇のお迎えがありました。

そして巡礼の最後は、よく空に虹がかかります。

毎回、毎回というわけではないですが、これらの出来事はとても印象的です。

最近は、めっきり巡礼に出ることも少なくなりました。
三年ほどは、巡礼の友にと数個のパワーストーンを持参し、各地を廻り、そしてここぞと思った場所にそれらの友を設置してきました。
大切な友でしたが、今は一つも手元に残っていません。
こんなことをして神の祟りがあるのでは・・・最後に玉を置いた神社は厳しい神のお社でもありました。
二度と戻せない場所に友を置き祈ってきましたが、幸い、今のところ祟りは起きていません。
当時の巡礼と今とでは、少し質というか気構えが変わってきたように思いますが、同じような巡礼をされている方は多いのだな・・・という感想をこの本を読みながら持ちました。

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