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ジムニー購入から一年!ユーザーの本音。良い所&悪い所

早いものでジムニーが我が家にやってきて一年と3ヶ月。
走行距離はちょうど9000キロほど。

契約してから一年半後に納車という驚きの納期でしたが未だに納期がなくなったという話は聞きません。
発売開始が2018年なので、最初の個体は車検の時期。凄い人気ぶりです。

最初の車検で売却する方もいるのでこれを狙って買う人も多いハズ。

そこで私なりにジムニーの良いところ悪いところをまとめてみました。
やはり特殊な車でも有るので不満な所や妥協した部分もあります。
この記事では納車から1年を超えた節目にジムニーの良いところ、悪いところを筆者の独断と偏見の評価をまとめて行きたいと思います。

実際乗ってみてどうなの?と言う購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

【✍気に入ってるところ】
◎映える見た目
◎乗用車には無い悪路走破性
◎唯一無二のパッケージ
◎チューニングの多様性
◎ランニングコストの安さ

【✍気になるところ】
✗出来の悪い電子スロットル制御
✗動力性能は低い
✗長距離走行は苦手
✗荷物は載りません

[◎映える見た目

私は見た目で購入しました。
カッコいい。

無骨。シンプル。
人それぞれ刺さるポイントはあると思いますが、趣味性が高いデザインに加えてボディ色にアースカラーの設定が多いこともあり、無骨なボディと相まってキャラクターが確立されていてGOOD。
あとで書きますが弄るとかっこよくなるチューニングベースとしても優秀です。

[◎悪路走破性

普通乗用車として買った方は全く関係の無い性能ですが、ジムニーはトランスファーギアが切替できる本格的なオフロード車です。

とらんすふぁあ?何それ美味しいの?
という方も居そうですが、今時トランスファーがついている車は珍しく、カタログにアプローチアングルやデパーチャーアングルが強調されていたりします。

普通の乗用車とは全く違った楽しみ方ができるのがジムニーならでは。
ゴツゴツした河原の走行もへっちゃらです。

何度か河原やオフロードを走行しましたが、最近では林道を走り楽しむという新しい遊びも始めました。

見た目、走行性能共に特化してますね。



[◎唯一無二のパッケージ

悪路走破性と関連するところでもあります。
本格的なオフロード走行がメインのコンパクトな車体は現在販売されている車には無いのではないでしょうか?
雪国のセカンドカーとして使われる事も多く、そういった需要に応えられる車でもあります。
セカンドカーにランクルはなかなか買えませんからねぇ。

[◎チューニングベース

弄って遊びたい人には重要な要素。
私もここはかなり重要ですが、ジムニーは弄って遊ぶ方が多く見られます。

この理由を少し考えたんですが、ジムニーの純正にはどことなく”ダサさ”や”不便”さが残っていてコレが弄りたくなる一因と思ってます。
不出来な子ほどカワイイといいますし…

例えば、純正ドリンクホルダーが使いにくい場所についているのですが、ここにあったら良いなぁってところに確信犯的なネジ穴があるんです。
ユーザーの好みのものをつけてね!って言わんばかり。
コレを狙っていたならスズキは相当なワルです。

エアロ等の見た目を変更しやすく、人気車種ならではの種類の多さもあって自分の好みに仕上げやすいのも良いところ。
基本デザインが色んな弄りと馴染みやすいんでしょうね。

[◎ランニングコストの安さ

シエラは普通車なのでそれなりに値段がかかりますが、ジムニーは軽規格なので税金の面でかなり安くすみます。
このほかエンジンが小さいためエンジンオイルなど消耗品の量も少なく、一回の出費が抑えられるのもメリット。

初回の点検の際にディーラーでエンジンオイルとミッションオイルを交換しましたが工賃含めて8600円前後。安いです。

ちなみにスズキ純正エンジンオイルはエクスターF SN 5W-30というオイル。100%化学合成油で純正なんですが高性能です。

ちなみに燃費は?

燃費はいまのところ平均で14.1km/Lです。
毎回満タン法で燃費を記録しているのですが
最高 17.4km/L
最低 11.7km/L
です。
ただこれは乗り方、環境、ついてるパーツなどにより大幅に変わります。
以前書いたタイヤの重さに関する記事でも触れたように、大きなタイヤを履いていれば必然的に燃費は悪化します。

燃費に関して特に不満はありませんが、ハイブリット車などから乗り換えた場合は気になるかも?

なお一年間で
21回給油
613㍑
年間86000円、一日換算で約240円です。
サブコン導入後はハイオクを入れているので高めではありますが、今までサーキットを走る車ばかり乗っていたのでこの燃費には満足です。

[✗出来の悪い電スロ制御]

最近の車はほぼ電子スロットルが使われていて新型になったジムニーにも当然採用されております。
一番最初に書きましたが、それほどネガティブ要素が強いです。
MT車に乗っているとこれがほんとに気になる。

スロットルが意図せず操作されるため、アクセル操作に対していうことをきいてくれないこともしばしば。

加速中に急にパワー感がなくなったり、段差を乗り越えるときにアクセルを踏んでも全く反応しなかったりと最悪な制御です。
オフロード走行とか微妙なアクセルコントロールが必要なときとか邪魔でしかないんです。

ちなみにスロットルコントローラーがこの対策品として使われていますが、これはアクセルを踏んだ量は可変させてはくれますが、反応速度やタイミングは変えてくれません。
そもそも踏んでも反応しない状況には効いてくれません。

スポーツモード、オフロードモードなどのモード切り替えスイッチをつけて制御を開放できるモードでもあれば良いのですが・・・

[✗動力性能は低い]

軽自動車ですからここは仕方の無いところかもしれません。
車重が1トンほどあるので軽自動車としては重い部類で、加速は鈍く先に書いた電スロの制御と相まってもっさり感が拭えません。

[✗長距離走行は苦手]

ジムニーは100キロ巡航時のエンジン回転数が4000回転近いので、エンジンが悲鳴をあげています(たぶん)
なので長時間運転するのは精神衛生上ちょっと気が引けます・・・
最近は90キロ巡航です。

長距離走行が多めな人はシエラの方が断然おすすめです。

あと車両構造上仕方ないのですが、乗り心地が独特で横揺れがあります。これを許容できるかは本人次第で乗ってみないとわかりませんが、高速道路では怖いと感じるかもしれません。

私は苦になりませんでした。嫁さんも最初は怖いと言ってましたが、今は助手席で爆睡してます。

先に書いた動力性能の低さもあって長距離走行、特に高速道路をつかったロングツーリングは車両のコンセプトからも外れてますので苦手です。

[✗荷物は載りません]

後部座席を起こしたままだと致命的に荷物は載りません。
買い物袋がちょっと載るくらいのスペースしかありませんので、4人乗車したときは荷物が載らないと思ったほうが無難。

キャリアの導入で解決はしますが、買い物の袋をわざわざキャリアに乗せるのは難儀です。
私は後部座席は常時倒して使っています。

先日キャンプに行ったときはこうなりました

まさにテトリスで詰んだとき。


【✍ジムニーをオススメできる人とそうでない人】

✔ジムニー向きな人

☝んもぅ・・・この見た目・・・好き♡

☝泥遊びやキャンプでオフロード走行が必要な人。もしくはデビューしてみたい人。

☝なぜって?そこに山があるからさ・・・

☝馬力?なにそれ?

☝荷物はキャリアで良いでしょ?キャリアもオサレアイテムさ!

☝冬季豪雪でクロカン性能が必要

☝セカンドカーもしくは2名乗車として割り切って使える

☝この車を使ってどう遊ぶか想像や工夫ができる人

✔ジムニー要検討の人

☝動力性能、加速性能は低いので高速道路での性能は低い。快適にロングツーリングをこなしたいならシエラか他車種も検討したほうが○。

☝人や荷物を多く載せなきゃいけない人。しょっちゅう3人以上が乗降するなら荷物が載せられないので工夫が必要になる場合も。人も荷物もいっぱい・・・とはいかない。

☝インスタ映え狙い。インスタに飽きたら必然的にジムニーにも飽きて最初の車検で売ることになる。普通の車買ったほうが快適だし経済的。

【まとめ】

いかがでしたか?
ちょっとのつもりが結構な長文になってしまいましたが、それだけ自分自身がジムニーを気に入っているということだと思います。


特徴があり嗜好性の強い車ですが、愛着が湧きやすく長く付き合っていける素質は十二分に持っているので条件さえクリアできれば最高の相棒となることと思います。

以上、私なりの一年間の所見でした( ー`дー´)キリッ

今後購入を検討されている方の参考になればと思います。

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