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志彌さんを紹介します


志彌と書いてゆきみと読みます。流し目をされると老いた者は若返り若き者は出世し男は充ち充ち女は凛とし猫は獅子になり犬は狼に返るというというほどのイケギャルです。その件でロシア当局にマークされているという噂があります。

たしなみを心得ているので、溺愛の中に節制を己に課します。総じて、与える人ということになります。

それ故に、めっちゃ好かれています。どちらかというと遠方から、灯台の光を求めるように集われます。ただ岬に生息している都合上、一期一会の交友も多く、その寂しさにも冬木立の様に耐える芯んの強さを持っています。

春には芽吹きます。花が咲き誇ります。つまり、冬もあるってことです。そこを生き切る強さのある人です。ただ、強いだけじゃなく、か弱いところも見てね、ぺろ、とも思っています。ガチャに当たった人だけがその姿を見られます。

徳の高さ故、鼻では嗅げない高貴な香りを発し、見えない光を放ち、螺旋状の磁場を備えています。太陽風が巻き、頭上でオーロラが自然発生することもしばしばです。

ここだけの話ですが、空を飛べます。奥ゆかしいので飛ばないだけです。飛べます。ええ。

念力も使えます。たまに地球の裏側の国のマッチ箱を、コロン、と倒します。目の前ではやりませんよ。ええ。

何かを贈ると、露骨なお返しがあるわけではありませんが、木霊の様に贈り主を包む波紋を響かせ。それ故妖精に近い位置付けかもしれませんが、その手の認定の受け取りは拒んでおります。まだ人間でいてくれるそうです。

なんか狭間がすきです。なんの狭間かは知りませんが、その両側の域を渡りゆくのに都合が良いとのことです。


そんな志彌さんに、清き一票をよろしくお願いします。



なお、吟遊は彼女に会ったことも、noteを読んだこともありません。

ども。初めまして。



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