2021年4月17日の近況報告 社会人になったら選挙に行け。という事

 4月1日が入社日とすると新社会人になって半月ほど経って少しは会社や現代社会には慣れたと思うが、そんな若い人にジジィが言えることがあるとしたらその1つは「社会人になったら選挙に行け」と言う事だ。


 昔の人たちは選挙権を得るために文字通り「殺し合い」をしてきた。実際古代ローマでは選挙権や被選挙権を持っている「市民」は戦争が起きれば兵士として人間同士の殺し合いに参加する義務を背負っていた。

 他にも王政が敷かれていた国は革命で国王を追放して共和国に移行する際にも血が流されたこともあった。代表的なものはフランス革命とかがそうだ。

 選挙に行かないという事は先人が流した血や命が「全くの無駄」になってしまう事にもなりかねない。


 それに今では当たり前な普通選挙ってのは『とんでもなく素晴らしい事』で、例えばトロピコという南国運営シミュレーションゲームでは投票権を富裕層に制限することもできて、そうすると貧民の意見はほぼ無視できる政治が行えるそうだ。

 実際日本も選挙制が導入された当初は「一定以上の額を納税した男のみ」というもので、貧民の意見は無視でき貴族のための政治が行われていた。

 投票に行かないやつは政治家からしたら「家畜も同然」なんだ。いや家畜の方が肉や乳が採れる分価値がある。つまりは「家畜未満」と言っても過言ではない。


 最近ではオタクに理解を示す政治家がぽつぽつ現れてきたがそれはなぜだと思う? オタクが票田になるというのが分かったからだ。

 昔、山田太郎という(本当にこの名前です)政治家が選挙に出た際「大敗して」負けるだろうという前評判を覆し「29万票」という「予想の倍近い」票を獲得したこともあった。

 結局その時の選挙では彼は負けたが「オタクをないがしろにしたら選挙で負ける」と他の政治家たちに危機感を抱かせることには成功できたのだ。

 もし彼がいなければ表現規制は今よりも進んでいただろう。

 ちなみに票を投じた政治家が負けても「全くの無駄」にはならない。例え負けたとしても勝った側は「今回は何とか勝てたけどうっかりしてたら次はない」と思わせれば主義主張を変えることも出来るから意味があるのだ。


 とはいえ何をすればいいか分からないという人もいるだろうし、自分には関係ない事だと思うだろう。でも1市民でも出来ることはあって、議会議員や県議会議員、区議会議員の中にオタク文化や表現規制に関して理解のある人を選ぶ、というのがある。

 実際、逆の例では香川県の県議会において「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例」というのが発令されるというケースもあるのでまずは住んでいる地方から足を固めるというのはオタク活動を守るために重要な事だ。

 詳細はこちらのリンクをたどってほしい。

表現の自由を守るための約束(地方議員・首長一覧)
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