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確実に貧乏になる42のコツ その7 お金は汚いと思う

本文とは関係ないけど、フォトギャラリーに今回のお話に100点満点な画像があった。これだよ欲しかったのは。
「セイスケくん」氏に感謝。


「お金は汚い。お金は人を狂わせる。優しいあの人もおカネを持つと別人のように冷たくなった」

 お金は生きていくのに最低限あれば十分で、それ以上稼ごうとするのは良くない事だ。
 お金がたくさんあると人は簡単におかしくなってしまう。お金をたくさん持ったせいで優しかったあの人も氷のように冷たくなってしまった、なんて良くある話。

 たとえ貧乏でも清く正しく生きるのが真っ当な人生であって、お金があれば幸せと言うわけじゃない。
 金持ちはそこを分かってないから嫌だね。

◇◇◇

・この悪いお手本からあなたが学ぶ事。

 悪いお手本みたいに「人生はお金じゃない」って言う人ほど、実際には「そう言う人ほどお金に人生の隅から隅まで支配されている」ものです。


 個人的な話をさせていただくのなら、お金が無ければ大好きなソシャゲも遊べないし、それ以前にスマホを持つことさえできない。衣食住にお金はかかるし、電気代だってかかる。
 それに税金も払わなくてはいけない。とアンタらの言う「汚いお金」が無ければ、1日たりとも日本で生活できない自分の事を分かって言ってるんですか?
 それに、ガンになっても保険に入ってなかったせいでお金が無いから手術を受けられなくて「お金が無いから命を諦めなくてはいけない」っていう事は、令和の時代にもいくらでもある話なんですよ。
「人生はお金じゃない」って言いますけど、お金が無いから諦めなくてはいけない命もあるのを知ってて言ってるんですか? と、意地の悪い事の1つくらいは言いたくなりますね。


 お金とは人類最古の約束事。お金が無いと真剣に仕事をしないし、そもそもお金は「人々が欲しいと思ったものを作り出してそのお礼に渡される物」なので汚くも何ともありません。
 それと、良くある「おカネを持ったせいで人が変わってしまった」というのはその人が元からそういう性格で、今まではお金が無かったからそれにフタがされてただけです。
 お金持ちになって性格が悪くなるのは「元々その人の性格が悪いだけ」でお金自体が悪いのではありません。

 特に日本人は「お金は汚いものだ」という感覚が世界の中でも突出して高くて、何とか生活から遠ざけようとしてお金に対して何の教育もされてない人が特に多いとの事です。
 そうなると余計に「お金は汚いものだ、お金は人を狂わせる」と思うようになり、そう思えば思う程お金の持つ魔力にどっぷりと浸かってしまうものなのです。
 こう書くととてもふしぎな話だと思われますが本当の事です。


 ちょうど「親から炭酸飲料を飲むのを禁止されて育った子供が、大学進学と同時に下宿して親の支配から逃れられた瞬間、コーラやサイダーにドはまりして糖尿病一直線」
 あるいは「親がマンガを全面禁止にするから上京して読んだマンガが面白すぎて、究極のマンガをどうしても作りたくなってマンガ家になってしまった」っていうのと一緒でしょう。
 それと同じようにお金を生活から遠ざけようとすればするほど、どっぷりとお金の魔力に浸かってしまうものなのです。


 日本だけじゃなくてアメリカでもそうですが、お金に関する授業は一般的な小学校、中学校、高校、大学、どこもしてくれません。
 なのでお金に関しては完全に「無知」の状態で学校を卒業することになります。だからこそ、お金の魔力にとりつかれて道を踏み外してしまうわけなんです。
 それに、支配者にとっては国民が無知であれば支配がしやすいから、わざと国民を無知化している。
 という黒い理由があるのですが、もし良かったら自力で調べてみてください。今はスマホがあるからかなり楽な仕事だと思います。


 お金の知識無しに学校を卒業するのは「車の無免許運転し放題」の世の中になるのと一緒です。もう何もかもムチャクチャになりますよ。
 運転免許が無くても車を運転できる事になったら、いろんな場所で交通事故が起きて危なすぎてとても外に出れるものじゃないですよ。

 いわゆるお金持ちは本を読んで「独学」でお金の知識を得るか「親がお金持ちなのでお金に関する教育を受けることが出来た」というのがほとんどでしょう。
 なのでそんな「変わった人」以外はお金について「無知」の状態で社会に出るわけですからまぁ、大事故を起こすものです。
 普通に考えたらあり得ない詐欺に引っ掛かるのも、その悪影響だと思います。


 例えば前の話で述べたガチャなどのギャンブルも「確率」を知らせずに遊ばせるのも「相手をだます事だ」とは思っています。
 特にガチャは『子供でも遊べるギャンブル』だから確立については「散々聞き飽きてあくびが出る程」何度も学ばせるべきだと思っています。

「お金そのもの」は全然汚くも無いし、汚れているものでもありません。問題を起こすのはいつもお金を使う人間側です。
 包丁もロープも使い方次第では人を殺せる凶器になりますけど、お金もそれと全く同じだと言って構いません。
 お金も使い方次第では自分の身を滅ぼすことも救う事も出来るんです。


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