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2022年1月15日の近況報告 なぜごく一部の人は自分の主義主張のために嘘までつくのか?

 つい最近の話ですが、日本の反ワクチン論者がついには「死体検案書」いわゆる「死亡診断書の一種」の偽造という、医療関係者であろうがあるまいがガチの犯罪行為になる事にまで手を染めてしまいました。
 今回はなぜ一部の人々は虚言を吐いてでも自分の主義主張を曲げないのか? というお話です。


 まず覚えておきたいのはこの手の人たちというのは「自分の主義主張は何があっても絶対に正しい」と頑なに信じている事です。
 なので普通の人ならできる「間違いを指摘されたら修正する」ことが一切できません。何せ「自分の主義主張は何があっても絶対に正しい」と信じているので修正する必要は全くない(……と思い込んでいる)からです。
 自分たちの主義主張に異を唱える人は全員邪悪であり、正義の旗印のもとに成敗しなくてはいけない悪の手先なのです。


 ですが、例にすれば反ワクチンという「根本的なところで間違っている思想」というのは簡単に論破されてしまいます。
 特にインターネットに接続できる端末がポケットサイズにまで小さくなり、誰もが持ち歩いている位に当たり前のように普及して、国民の「集合知」が無視できない現代ならなおさらそう。

 そうなるとこの手の人は面白いことに「自分たちの主義主張を通すためなら多少の(多くはガチで法に触れる犯罪行為なんだが)噓はついても許される」って思うようになるんです。
 誰もがおかしい位に、びっくりするほどこの道を選ぶんですよ。


 今回のお話にある反ワクチン界隈の「死体検案書の偽造」もそうですし、別の界隈の「ハイキング中のドイツ人」とか「心療内科に通う12歳のボストン在住の少年」なんてのもそうで、
 自分たちの主義主張を通すためなら嘘をついてでも支持するもので「大事の前の小事」とか「自分の主義主張を通すためなら多少の嘘も許される」と面白い位にみんな思ってみんな同じ選択を選ぶんですよ。


 この「善悪の逆転」という普通ならありえない事が起きるのが、この手の主張をする人のお決まりのパターンなのです。
 なので「自分の信じている主義主張を発しているだけなのに何故か叩かれる」と思ったらまず自分の主義主張が正しいかどうかを考える余地はあると思います。
 まぁ正義を信じている人には無理でしょうが。


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