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2020年5月30日の近況報告 言葉で人は死ぬ。「指殺人」という隣の国の言葉

 今回の更新はそもそも22歳の女子プロレスラーという「前途ある若き命」が散ったことに便乗する、というはしたないにも程がある代物だがまぁ見てもらいたい。

「言葉で人は死ぬ」

 これは事実です。一応はWEB小説家として言葉を商売道具として使っている身分として、そして実際に「言葉の暴力で死にかけた」身としては、強く強くそう思います。

 昔、私は倉庫作業員をしていたわけですがそこで当たった上司が、自分の思った通りに行かなければ倉庫の隅まで響くような怒声で怒鳴りつけるような人でした。

 で、怒鳴られ続けるうちに精神を病んで最終的には通勤途中に吐くようになってしまい、こりゃダメだと思って会社をバックレる形で辞めました。

 もしそんな状態でも辞めてはいけないと働くのを強制させるようならその上司か自分を殺さないといけませんでした。

 今でもトラウマになっていて、当時の事をふと思い出すと絶叫をあげたくなるほどです。というか直近の話で昨夜と今夜、思い出してしまって叫びました。

 韓国には「指殺人」という言葉があるそうで「キーボードを叩く指で、あるいはスマホを操作する指で人を殺せる」という韓国内の、特に芸能界に関することだそうです。

 実際韓国では日本でもK-POPとして紹介された「KARA」の元メンバー、ク・ハラさんとその知り合いが自殺していますから日本以上に深刻な事態でしょう。

「キーボードを叩く指で、あるいはスマホを操作する指で人を殺せる」というのは本当に同意で、現代の人々は「合法の道具を使って指を動かすだけで人を殺せる」力を持っていると言っていいでしょう。

「言葉で人は死ぬ」

 これは本当の事です。言葉は時に人を殺す凶器になりえます。

 まぁこんなこと言っても実際に「指殺人」を嬉々として行ってる人は「打たれ弱い奴はネットやるな」とか「誹謗中傷なんて有名税だ。払わないのなら芸能界から出てけ」などと言って

 自分が人殺しをしているという自覚なんてこれっぽちも無いから本当に、本当に救いようが無いんですがね。

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