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縣青那の本棚

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読書感想文まとめ。 自分なりに感じたこと、考えたことを書いてみた記事になります。 随時更新していこうと思います。
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記事一覧

【縣青那の本棚】 バリ山行 松永K三蔵

バリエーション登山。 一般の登山に対して、同じ山頂に至る別のルートを登ることを言うらしい…

【縣青那の本棚】 サンショウウオの四十九日  朝比奈 秋

一言でいうなら、とても〝読みごたえのある〟作品だった。 正直言うと、普段あまり芥川賞受賞…

【縣青那の本棚】 統合失調症の一族 ロバート・コルカー 柴田 裕之訳

その本に出会ったのは、年に1~2回お世話になっているかかりつけの病院の待合室でのことだっ…

【縣青那の本棚】 ピルザダさんが食事に来たころ ジュンパ・ラヒリ 小川高義 訳

短編集『停電の夜に』に収載されている作品である。表題作に続く2話目の小説だ。 ボストンの…

【縣青那の本棚】 共食いの島 スターリンの知られざるグラーグ ニコラ・ヴェルト …

*この記事にはショッキングな内容や残酷な描写が含まれています 実際に起こったことが書かれ…

【縣青那の本棚】 冷たい水の中の小さな太陽 フランソワーズ・サガン 朝吹登水子 …

これぞ小説、という、物語の出来栄えにハッとさせられた。 これが、やはりフランソワーズ・サ…

【縣青那の本棚】 海流のなかの島々 アーネスト・ヘミングウェイ 沼澤洽治 訳

 ー上巻ー  世界を股にかけて人生を謳歌してきた男、トマス・ハドソン。画家としての名声は確立されているが、今は世俗を離れ、メキシコ湾流の中に浮かぶ島に腰を落ち着けて、自分の仕事に没頭している。  そのハドソンを、3人の息子たちが夏休みを過ごすために訪れて来る。長男の通称〝若トム〟はハドソンの最初の妻の子供、他の2人、デイヴィッドとアンドルーは2人目の妻の息子たちだ。  作家で友人のロジャーを加えて、男達の夏休みはのんびりと過ぎていく……。  主な登場人物は全て男性で構

【縣青那の本棚】 夏の吐息 小池真理子

短編集『夏の吐息』に所収された、表題作である。 『夏の吐息』という季節感満載の題名に惹か…

【縣青那の本棚】 停電の夜に ジュンパ・ラヒリ 小川高義 訳

    3月の中旬から終わりにかけて、ジュンパ・ラヒリの短編集『停電の夜に』を読んだ。 …

【縣青那の本棚】 秋津温泉 藤原審爾

これも、『異邦人』同様、若い頃、確かまだ20代だったと思しき時代に文庫本を買い求め一読し…

【縣青那の本棚】 最初の人間 アルベール・カミュ 大久保敏彦 訳

『異邦人』を読んで感銘を受けたので、その流れで買い求めたカミュの、私にとっては2作目。オ…

【縣青那の本棚】 異邦人 カミュ 窪田啓作 訳

ずいぶん昔、若い頃、20代の頃だったかと思うが、一度読んだことがある作品で、再読というこ…