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mBotが動かない!

 9月16日に、長男の通う小学校で、「プログラムを組んで、mBotを動かしてみよう!!」という授業をさせてもらえることになりました。6月の初旬に寄贈されたものの、子ども達が使うことができないままだったmBotが、ようやく日の目を見る日がくるのです。


 9月12日の日曜日に、長男と、講師の稲垣先生と、長男と同じクラスの男の子2人に家に来てもらって、5人でZoomを使って作戦会議をしました。
稲垣先生は、東京の大学に通う学生です。
私達は、どうやって授業をすすめるかを相談しました。課題は一切出さず、15分の演習時間をいっぱい使って、自由にプログラムを組んで、mBotを動かすという授業計画をたてました。いろんな意味で怖い授業計画です。その後、子ども達はPCでデモンストレーション用のプログラムを組んでくれました。


 9月14日になって、学校のPCが使えないことが発覚しました。今、小学校では、タブレットの導入が進んでいて、長男の小学校でも一人一台iPadを持っています。学校には、mBlockというプログラミングソフトウェアを使いたいとお願いしていたところ、タブレットにmBlockをインストールしてくださっていました。
 プログラミングをやるのはPCというのは、プログラムをやっている人にとっては常識なのですが、先生はそれをご存じありませんでした。自由に使え、必要なソフトをインストールする権限も学校にあるタブレットを使おうとするのは、自然な判断です。
 先生には、学校のパソコン室のPCが使えないか、たずねたのですが、PCにmBlockをインストールするには教育委員会の許可が要り、しかも、その作業は現場の先生にはできず、教育委員会から担当者が来て作業しなければならないそうです。
 さて、困りました。15日に稲垣先生と相談して、タブレットを使うことに切り替えることになりました。今回の目的は、「プログラムを組んで、mBotを動かすこと」です。PCを使わなければならないわけではありません。ですが、私も、稲垣先生も、タブレットでmBotを動かしたことはありません。16日に予定されている授業にとても間に合いそうにありません。学校には、授業を延期してもらうことにして、タブレットでmBotを動かして、いろいろ試してみることにしました。

 そして、15日の夜、長男に学校からタブレットを持ち帰ってもらって、簡単なプログラムを組んでみたのですが、動きません。正しくプログラムを組んだとしても、ロボットがその通りに動くとは限らないのが面白いところです。長男は、プログラミング教室で学んでいるので、その知識をフル活用して動かない原因を探って、打てる手を打ってみるのですが、それでも動きません。ネットで検索し、プログラミング教室の先生に質問し、そうこうしているうちに、夜の10時を回りました。

 何と、学校のタブレットは、夜の10時を過ぎると、動かなくなったのでした。
さすがです。
というわけで、問題は翌朝に持ち越されたのですが、長男は今日は思い切り寝過ごして、走って家を出てゆきました。
mBotは、いまだ動いておりません。



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