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ひとつひとつつぶしてゆく

mBotが動かない。

今日は、稲垣先生と、動くためにできそうなことを片っ端から試してみた。

接続はできるのに、mBotが動かないのがおかしい。

mBlockがだめなら、他のアプリはどうだろう?
言語を英語に切り替えてみたらどうだろう?

学校のiPodだから、何らかの制限があるのか?
だったら、家のiPodを試してみよう。

「これでだめなら、もうあきらめるしかないかな」と稲垣先生は言うものの、「これはどう?」「こっちやってみて?」と決してあきらめない。
そして、試行錯誤が始まって、2時間近くが経過して、とうとう動かない原因が明らかになった。

mBot本体に不具合が発生していた。
工場出荷時の状態に初期化して、再度試してみると…。

動いた〜!!!!!
動きましたよ!!!!!

ロボットを動かすって、こういうことなのかと、ちょっと分かった気がした。大まかな仮説を立て、まずすぐにできそうなことをやって、それができたら次に進み、できなかったらまた別のできることを考え、それでもだめなら…ということの繰り返し。
もちろん、手当たり次第やるだけではだめなのは当たり前だけど、どんなに完璧な理論やプログラムがあっても、現実として動かないことはままあって、その度にひとつひとつつぶしていくという、地道でしんどい作業が待っている。

もちろん、それをクリアした時の喜びは大きいのだけれど…。






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