みんはいアドベントカレンダー 12月8日 ひいらぎ
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12月8日 テーマ 柊(ひいらぎ)
柊に退散をする鬼の背に
元気を出せと声かける吾子
クリスマスには欠かせない植物、それがヒイラギです。冬の寒さの中にあっても、その濃い緑が力強いですね。その形もとても印象的です。
気安く触れようとすると、その鋭い棘で傷つけられることもあります。
こうしたことから日本では柊は魔除けの象徴となりました。節分から立春にかけて門口にイワシの焼いた頭を挿したものを掲げられているお宅は今でもよく見かけます。
柊が邪鬼の目を刺し、鰯を焼いた匂いを鬼が嫌うからというのが定説です。
クリスマスの飾りに必須の柊(正確にはセイヨウヒイラギ)。西洋においてそれは、イエスが十字架に架けられたときに被せられたいばらの冠に見立てられました。そして赤い実はイエスが人の罪のために流された血とされます。
拙歌は以上の洋の東西を読み込んでみました。柊は鬼・邪鬼を退散させるとされていること。そしてイエスの「天国は子どものためのものである」という御言葉。純粋な子どもの心は退散していく鬼にさえもやさしい目を向けることができるのです。できるならば、私たちもそうありたいものですね。
よきクリスマスを♫