鷲鼻と高身長女子が肴 東京

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満足と飽和

いつだったか、遠く幼き頃 シャーペンや深夜のゲームから始まった 「背徳感」との戦い そこから何年経ったろうか 高校生を終え、校則から解き放たれ、人生がいざ散らばっていかん というところで、この戦いは何故か同じ舞台に収束してしまうのです。。。 本当に人間の多様性なんてあるのか?と疑わしくなるくらい 皆一様に向き合うテーマ それは「飲み会」 気づけばモラトリアムなんて大層な首輪を付けられ、社会もあらゆる挑戦に一旦は目を瞑ってくれるようになる。そんな通過儀礼を経て、みんなは

    • 人生、幼さの占める多さよ

      禁止されるもの 破られるもの 大小さまざま、年齢によって変わってきたと思う。 私の偏った記憶で変遷を追ってみよう。 瓦じゃなくて、新聞紙でもなくて… 例えば小学生ならシャーペンとかバトエンとか(懐かしすぎる)。 後者は流行り過ぎて先生直々に禁止を告げられた。 確か九九を覚え始めた頃で、勉強に支障が出るからと言葉を濁されたような覚えがある。ありがとう先生。 当時は道を逸れるタイプではなかったから辿る記憶もないのだけれど、あとはカードゲームだろうか。 遊戯王とか?世代的に

      • 貴方はあいなし、愛ゆえに

        誰かに恋人ができると、いつも 「魔法にかかってますよ!」 と脊髄反射のように声を掛ける親友がいる。 私たち19歳の生活圏内で生まれる恋人なんて、所詮クラスメイトやバイト先の人間が関の山。TVで見るような大スキャンダルはそうそう生まれない。 なんとなくクラスとバイト先を並列に置いてしまったが、そもそも私自身は始終アルバイトもせず惰眠に貪られているような性質の人間で、バイト先で醸成される人間関係が恋愛に発展するかどうかなんて全く検討もつかない。語りえぬものについては沈黙しなけ

      満足と飽和