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罰符、供託、○本場の話 エアプ麻雀のススメ♯2

今日も今日とてこんにちは。遠くないのにデリバリー頼んじゃう現象に名前をつけたい私です。

何故か点数が移動している?!何故かいつもより点数が多い?!と疑問になることはありませんか?そう今回は点数移動の細かい話になります。前回の補足の要素もあるのでまだの方は♯1をご覧ください。また今回はドラマチック場面が無いので、ゆるエアプ麻雀で楽しみたい方はスルーで大丈夫です。では尋常に参ります。

○罰符とは流局時にノーテンの人がテンパイ者に点数を支払うこと

流局とは最後まで誰もアガらなかった時なのは前回軽く触れました。ノーテンとはテンパイ(後1枚でアガる状態のこと)していない、つまり牌がバラバラのまま流局した時のことを言います。ややこしいのは流局時に何人テンパイ者がいるかで支払う点数が変わる所です。実際の流れはこうです。

流局する→テンパイ者は手牌を倒してみんなに見せる→ノーテン者はテンパイ者に点数を支払う

流れは簡単ですよね、アプリだと勝手にやってくれます。ではノーテン者が支払う点数です。

1人テンパイ→テンパイ者に1000点支払う。2人テンパイ→隣のテンパイ者に1500点支払う。3人テンパイ→各テンパイ者に1000点ずつ支払う。0人or4人テンパイ→点数移動無し。

★テンパイは役が無くてもテンパイとして扱う(形式テンパイと言います)ので、終盤になってやたら鳴き(チー、ポン、カンのこと説明は後日)が多くなるのは罰符を逃れる為テンパイを目指しているからです。

○供託とはリーチをかけたが誰もアガらなかった時の繰り越し点

リーチをかけたら1000点支払うのは前回触れました。ではその1000点は誰の物になるのでしょう?!正解はアガった人が貰えます。なのでリーチをかけたが流局した場合もリーチ者に返還はされず供託として一時預かりになります。何人リーチしても何度流局が続いても、誰かアガらない限りは供託が貯まり続けます。

例えば供託に4000点あれば、1000点の役でアガっても合計で5000点貰える事になります。なので供託が多ければ安い役でもアガればとても得なのは分かると思います。

余談ですが白鳥翔プロに供託泥棒と言う異名がついたのはこのルールから来ています。

○○本場とはオマケだと思って良いです

遂に説明がふわっとしました笑。麻雀は0本場から始まります。東1局0本場と言えば対局がスタートした1局目になります。では○本場が増える理由とは↓↓

親がアガって連チャンした時、流局した時の2つです。

本場は1本増える度にアガった時の点数が300点ずつ増えます。

例えば麻雀漫画アニメや放送対局で[8000は8600]など意味わからない言い回しで点数申告をする場面見たことありませんか?これは8000点の役プラス2本場なので600点追加で点数貰いますと言う意味なのです。

細かい話をすると本場の点数は親や子に影響しません。

親はアガると点数が1.5倍ですが本場の点数は除外されます。例えば2本場で8000点の役を親がロンでアガったら8600×1.5するのではなく、8000×1.5+600となり正解は12600点になります。

ツモアガりした場合の本場の点数は親子無視で3人平等で割るので前回触れた親っかぶりも影響されません。例えば子が2本場で8000点ツモアガりした場合親は4000+600÷3で4200点、子は2000+600÷3で2200点の支払いになります。

本場は子がアガればまた0本場にリセットされる仕組みです。通常は多くても3本場ぐらいですし数百点差で順位が変わる時以外は気にしなくても大丈夫でしょう。


今回は細かいルールの話だったので覚えていてもあまり役に立たないかもしれませんが、麻雀を見たりやっていると必ず不自然に感じる場面だと思ったので説明させて貰いました!スルーされがちな内容なのでこれを知らない方がいれば、こんなことも知らないの???ふーーんんんとマウント取れること間違いないので是非活用してくださいね!ではではまた次回!!



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