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気になったモンで。


New gear…

【Ibanez PA300E-NSL】というエレアコでございます。
またしても某メルカリでポチりましたよw

ギター人生24年目にして、
なんと初めて【Ibanez】のギターを手にしましたよ。

イギリスの【Jon Gomm】というギタリストのシグネチャーモデルの廉価版とのコトらしいのですが、
案外情報が出回っていないようでどんなモンなのかベールに包まれているなんていう印象でしたねぇ。

しかもこのギター、
モダンフィンガースタイルプレイヤー向けですって。
どんなんだろうか???

まず手に入れたイチバンの要因はピックアップ。

3つのコントローラーは、それぞれのピックアップをミックスさせますよ

マグネティック(画像左下)
+コンタクトピエゾ(画像右)
+アンダーサドルピエゾ(画像左上)
・・・を手元のコントローラーでミックス出来るのは最強ではないかと。

他社製品を出すのは失礼極まりないのですが、
よく使用している【YAMAHA FSX3】も3wayピックアップで優秀なのですが、
コンデンサーマイクのGAINを調整するコトは出来ても、
コンタクトピエゾの音量を直接調整するコトが出来ませんでした。

【Ibanez】はコンタクトピエゾが調整出来るというかゆい所に手が届くという表現がしっくり来るピックアップシステムで、
コンタクトピエゾを標準装備しているエレアコって実はそんなに無かったと記憶しておりまして。
(ホントはもっとあるかもしれません。あたしの偏り気味な経験談ですので悪しからず・・・)

マグネティックorアンダーサドルピエゾをメインにして、
そこからコンタクトピエゾを足していくのが最良かと。

コンタクトピエゾの最大の特徴であるボディーヒッティングを拾うというコトは、
他のピックアップでは出来ない領域であります。
一応コンデンサーマイクでもボディヒッティングを拾いますが、
その代わりハウリングしやすいのが難点。
まだハウリングしにくいコンタクトピエゾに分がありますねぇ。

モノラル出力の他にステレオで出力するコトも可能みたいですが、
今のところはモノラル出力での使用をメインなので、
まぁステレオはTPOによってというトコでしょうか。

そしてボディ形状がジャンボボディーなところも何か興味をそそられるというか。

いろんな形状のボディーのギターを手にして来ましたけども、
ジャンボボディーの方が弾いてて楽しくなれますなぁ。

トップ材はジャーマンスプルース単板。
こんなにも白い材のギターを持つなんて今までにあったかしら???

サイド・バック材が定番のマホガニーとかローズウッドではなく、
パーフェローという聞き慣れない材でして。

バック材のパーフェロー

調べたところパーフェロー材は、
またの名をモラド
またの名をポリビアンローズウッドだというコトでして、
結局はローズウッドだったんかいw

モラドって名称では
一時期Gibsonの低価格帯のアコギに使用されて、
ボリビアンローズウッドという名称では1990年代のMorrisのこれまた低価格帯のアコギにも使用されておりましたねぇ。

生音は誰が聴いても硬めの音がしますよ。
でもこの硬めの音が変則チューニングには向いていると思われます。

スケールも長めで、
これもまた変則チューニングでの極端なテンションの変化を抑えているのでしょうね。

抱えた感じだとオーストラリアの【Cole Clark】というブランドのアコギっぽい印象を受けましたが、
出音は完全に別モノ。 

その出音も独特で、
「Martinを目指しました」
「Gibsonっぽく仕上げました」
というような王道的なアコギではないですね。
多分どのブランドとも被らない音かもしれませんね。

ところで〜。
このギターも中国製のギターでして。

ラベルにはハッキリと「Made in China」

思えばこの【Ibanez】の他にも、
あたしが所有している【Blueridge BR-160】や【YAMAHA FSX3】も中国製。

中国製という先入観がどうしても気になってしまうかもしれませんが、
イザ使ってみれば遜色ない出来栄えで、
ホントに中国製なのかと疑ってしまうホドでして。

それだけ中国製のギターのクオリティーも上がってきたという事ですか。
足元を掬われる存在になってきたモンですのう。

ライブでどんだけ活躍するか。
今後が楽しみな1本ですなぁ。


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