5月3日(日) 軽井沢

暑いだろうとは思ったが寒くなる可能性に賭けて布団二枚で寝たらやはり暑くて5時半ごろ目が覚めた。ダラダラするうちに7時になった。

昨夜の残りの鍋を温めながら雑な目玉焼きを作りご飯に載せる。
昨日からハマっているキャンプチェアーとテーブルをセットして外で食べることにした。

朝食を運んでキャンプチェアーに座った途端、日曜日独特の静かな世界に涼やかな風が漂う環境を全身が理解した。
たまらなくなって食事を始めると完全に「軽井沢」としか言いようのない気持ちに包まれた。

だから今日は軽井沢の日ということにして、次は小説だった。
昨夜読み終えようとしていた「季節の記憶」を結局今日に持ち越したのは正解だった。朝の光の中で読み終えられるのが最もこの小説に相応しい。

本編が終わりあとがきを読んでいると何かガサガサと音が聞こえてきた。鳥がいるのかと見て回るも姿は見えず、しかし絶対に鳥がいる。
とその時、頭上で茶色い鳥が羽を広げ、私が見上げた一瞬で空中に浮かぶ黒い虫を食べて飛び去った。呆気にとられる。凄かった。

日記を書くうちに9時を迎え、一週間のうち最も幸福な一時間が始まった。
「仮面ライダーゼロワン」34話は相変わらず人間の醜さについて考えさせられたり残酷な展開もあって疲れたけれどセクシーなおようふくをきた迅くんと唯阿さんがたくさんうつってうれしかったです。らいしゅうがたのしみです。

「魔進戦隊キラメイジャー」9話は百人一首回。百人一首を通した女同士の因縁と和解といった話でナイスだった。
キラメイジャーは常に個人の特性を肯定することを最優先したシナリオ作りなのが良い。
私も落ち込んでいる時に赤羽根健治のイケボで「お嬢様、ドライブに行きませんか？」と言われたい。

エンディングを見届け、間髪入れずにビスケットケーキ作りを開始。ビスケットケーキが何なのかは知らないが母の要請だった。
ビスケットを牛乳にくぐらせて生クリーム&苺をサンドすることを繰り返し小さなケーキ状にしていく簡単な代物だったが、生クリームを外壁に塗る作業が異常に難しく手作り感全振りのルックとなった。

昼はフレンチトーストpresented by 母。
こちらからもフルーツのスムージーを提供した。軽井沢っぽい。
毎週見ている「スクール革命」もついにリモート＋傑作選の編成になってしまったが元々傑作選に慣れた制作陣だから普通に面白かった。

昼食後気付いたら1時半過ぎまで寝ていた。シエスタもまた軽井沢だ。
3時前になりビスケットケーキを実食。切ってみると案外写真映えする見た目になった。ケーキとも違う不思議な食感で、甘いけれどコーヒーに合う美味しさだった。軽井沢の喫茶店で出てきそうな。

おやつの後はお部屋の模様替え。軽井沢のような涼しげな部屋を目指した。
一目惚れした窓枠＋カーテンセットを買って手持ちの家具コインをほぼ使い切ったが、金銭とはそうやって巡らせてまた稼ぐものだ。

©︎艦隊これくしょん-艦これ-
友情出演:嫁

「ゆゆ式」8話を鑑賞し大いに笑ってから夕飯を錬成。
野菜をボウルにぶち込んで混ぜたサラダと、野菜を圧力鍋にぶち込んで熱したスープが完成。ハンバーグはpresented by 母となった。

母ばかり登場するのは共同生活者だから必然だが、これが同棲生活や結婚生活となると交際相手や配偶者の描写が続くのだろうか。そういう日記は全然読みたくない。でも親ばかり登場する日記も誰かの地雷に成り得るから難しい。

夕飯は美味しく頂かれた。今後は「ゆゆ式」、お風呂、何か読んで寝るといったところだろう。軽井沢の夜が更けていくのも楽しみだ。