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ちょ、大橋さ〜ん

ふと気を抜いたら二日間日記を書いていなかった。金曜日は仕事で一番偉い人に初めてお会いしたので挨拶したら「出来るならゴルフに行けるくらいの服装で、一応うちの会社はね」と言われた。これだけみるとなんだか時代に合っていないみたいだけれど、職種的にまぁ、筋は通っていたし、全然嫌な感じの人ではなかったし、何よりわたしは「街の上で」のTシャツを着ていて、多分大橋裕之の絵柄が余計なんだかラフな感じに思えたのだと思う。それに気がついた時、「ちょ、大橋さ〜ん」と知り合いでもないのに呟いてちょっと笑って、白シャツを買いに出て、しれっと着替えて「わたし、こういうことできるタイプなんですよ、どうこの順応性」って顔をしながら仕事をした。
台風が近づいてきているみたいで、頭が痛くなってしまった。からってわけでもないけど、大きなブーケみたいな果物セットを買って梨を食べた。作業をしながら食べていたらみずみずしくてPCに果汁が飛んだ。「ちょ、も〜〜」と言いながらウェットティッシュを探すその手も梨の果汁がたくさんついていて、触ったところがベトベトになった。こういうところだなぁ、と訳もなく思った。

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