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7月の日記-たわわちゃんって永遠だと思ってた

7.16
会社の最も仲良かった上司が東京に異動になって、わたしを見るなり笑い出したから「なんすか」とつっかかると「いやあ、なんか、まだあった時の頃さ?なんか注意されてたよね服装、それ思い出してさ、なんか、」みたいな思い出トークはじめたので、「何思い出畳み始めてんすか、セルフ走馬灯みたいなの、それ絶対やめてください、なんか泣きたくなるんで」と強めの口調で言った。笑ってた。

7.17
最近ちょっと身体がおかしくて、眠くなる時に「プツッ」って眠くなってしまう。午後それになってしまって、仕事が上手いこと行かなくて夕方前に早退してイオンモールに行った(途中のバスで寝まくった)。3階のフードコートから山梨の山並みが見える。はなまるうどんの(小)を啜りながら夕暮れを眺める。なんとなく帰る気にもならないので映画を観て帰った。

7.18
京都タワーのマスコットキャラクターのたわわちゃんが引退するらしくてびっくりする。びっくりというか、わたしにとってはもはや唯一と言ってもいいくらいに親しみのあるマスコットで、作家のくどうれいんさんが持っているのを見て可愛い!と思って携帯の透明ケースに入れていたのだ。ポカンと口と目を開けているたわわちゃんをみるとくすっと笑える、愛されてきたんだろうな、と思う。
ストーリーズにあげたら「たわわちゃんって永遠だと思ってました」とDMがくる。親指をさささと動かす。「そう、そうなの。たわわちゃんって永遠だと思ってた」

7.19
なんか最近全然ダメ。季節に振り回されている。体を強くした方が良いに決まっているが、それはそうとして「その時間あるなら制作を」みたいな受験期みたいなモチベーションが今年は無駄にあるので、結局この全然ダメを抱えながらやっていくしかないのだと思う。脱毛の予約も延期した。ダメがちょっと長いんだよね。却ってこれが慣れて普通になるのかもしれない。なったらいいなと思う。夏嫌い。

7.20
東京へ。映画「関心領域」を観た。観終わった後のぞわぞわとした気持ちのままエレベーターに乗る列に並んでいたら、先頭の人が「え!?」と大きな声をあげて、何かと思ったらエレベーターがびしょびしょに濡れていて、なんだか映画の延長みたいで怖くなって唇噛んだ。
外に出たらとんでもない雷雨。ちょっとおさまったところを見計らって実家にいくバスに乗る。映画のことを考えたり、自律神経がおかしかったりして、夜明けまで寝られなかった。

7.21
展示をいくつかみる。unpisさんのを観て「続けていこ〜」って思ったりした。中央線に乗って、気がついたら八王子まで寝ててびっくりした。なんか「寝よう」と思って寝たんじゃなくって、次の瞬間、って感じで、体のコントロールできてなさに嫌気がさす。
八王子のマクドナルドで制作の続き。ちょっと良いものができた気がするから良しとする。

7.22
午後に起きてしまって、でも仕方ないから仕事に向かった。なんか熱波すごかった。後でニュース見たら39.4度だったんだって、無理無理。
身体が変な感じなのでラジオ体操を音無しでやってみたら全身がボキボキ鳴ってびっくりした。運動をね、したほうがいい。
最近いい文章が書けて嬉しい。でもクオリティを求めちゃいけない。とにかく量を作ること、寝かせること、それからもう一回手をつけること、過去を否定しないこと、今を肯定しすぎないこと、悲観的にならないこと、楽観的にはもっとならないこと。今年なんか見つけられる気がするんだ、なんとかやっていけ、わたし。

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