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レスターを救ったのはやはりこの男

33節VSリーズ戦を終えて

前節勝った勢いで連勝が欲しいレスターは敵地に乗り込み残留に向けて大きな勝ち点3を奪いに行った。結果は1対1の引き分けとなった。失点の場面は簡単にクロスを上げさせてしまった。もっと強くプレスに行くことはできたはずだし、もったいない形での失点となってしまった。また攻撃陣もあまり嚙み合っていない印象を受けたが最後は何とかヴァーディが仕留めて同点となった。最後の方では失点してもおかしくない場面があったものの、イヴェルセンのスーパーセーブや相手のミスに救われた。負けてたのかもしれないと思うと最低限の勝ち点1を持って帰れたのは良かったのではないだろうか。

いまいち噛み合わない攻撃

この日のレスターの攻撃はどこか精彩を欠いていた。簡単にクロスを放り込み、ただ跳ね返されるだけという場面が多く見受けられた。もう少し時間をかけてサイドに揺さぶってズレを生じさせてもよかったのではないだろうか。少し焦りを感じた。また、背後を取る動きが非常に少ないとも感じた。背後を取る動きが少ないためレスターの2列目があまり生きていなかった。途中まではイヘアナチョが頂点であったためこの時はバーンズ、テテのサイドアタッカーがもっと背後を取る動きを繰り返した方が効果的であったと思う。実際、ヴァーディとダカが途中から入りレスターの攻撃は活性化された。2人が入るまで背後を取る動きがなかったため2列目にスペースがなったがそこにスペースができ徐々に攻撃にリズムがでてきた。できればリズムがでてきたところで仕留めきりたかったが中々得点を奪うことができなかった。この攻撃が嚙み合わない要因としてもう一つあると思われるのがマディソンの不調だろう。不調というと少し言い過ぎかもしれないがマディソンの輝きが薄かったのは間違いない。ボールの収まりも今シーズン良かったときよりも悪く、要所でキレのあるドリブルもあったがレスターの10番はこんなもんではないだろう。やはり、残留へのプレッシャーだったりがマディソンを苦しめているのだろうか。残り5試合だがマディソンなら必ず乗り越えてくれるだろう。

帰ってきたストライカー

やっと、やっと、やっとストライカーが帰ってきた。ここぞという場面で決定的な仕事をやってのけたヴァーディ、流石であった。今シーズン1得点と苦しんでいたレスターのストライカーがここで点をとり完全復活の兆しが見えたのはレスターにとってはとても大きい。皆が待ち望んでいたヴァーディの点がチームに勢いをもたらすのは間違いない。次節をホームでエヴァートンを迎えるが、ホームで点を取りサポーターを煽って欲しい。

次はクリーンシートを

守備はどいであっただろうか。終盤での失点はなくなってきたレスターであるが失点はしている。前節も今節も自滅といった失点だったと思う。今節に関してはクリスチャンセンの出来がイマイチであったことは試合を見れば分かるだろう。失点のシーンも簡単に剝がされすぎだし、もっと強くプレスに行くこともできたはずだ。自分のコンディションがイマイチな時にどうするかが大切になってくると思う。クリスチャンセンはまだ若いし、これも大きな経験にして欲しい。もっと大物になれるはずだ。
そして、前節に引き続きスマレは良かった。危ない場面でしっかり全力で戻り1対1で止める。攻撃参加の面では今節はウルブス戦に比べて劣っていたかもしれないが守備では素晴らしかった。今後もこのパフォーマンスを継続してもらいたい。
次節はホームだしクリーンシートでの勝利に期待したい。

*ダカの左ウイング結構良かったのでどこかの記事で書こうかなと思います。では

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