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レスター残留の可能性0%?


ロジャーズの解任

24節以降勝ちなし。
23節のスパーズ戦で見せたアグレシッブな姿勢やハングリー精神はどこに行ってしまったのだろうか。ロジャーズを解任しろとの声が高い中見せたスパーズ戦は圧巻であったと思う。2シーズン連続で5位フィニッシュをした時を思い出させるようなアグレッシブな姿勢で前からボールを奪いに行き得点にも繋がった。この状態ならば残留できるだろうと安堵するファンもいたであろう。
しかし、その後の試合ではスパーズ戦で見せたアグレッシブな姿はなかった。攻守の切り替えは遅く、マディソンがボールを受けても前に追い越していく選手はいない、ヴァーディーが守備のスイッチを入れても後ろがついていかない。ボールを保持しても縦パスが入らないため中々前へ進むことができないビルドアップ。2シーズン連続5位フィニッシュ、FA杯優勝したときのロジャーズのサッカーはそこにはなかった。結局ロジャーズは立て直すことができず解任されることとなった。


2人の監督代行とディーン・スミス就任

ロジャーズの解任後、監督代行としてアダム・サドラーとマイク・ストウェルがチームを指揮することとなった。ここで負の流れを断ち切りたいところであったレスターであった。しかし、結果は2連敗。内容も以前とあまり変わらず流れを好転させることはできなっかた。ジェシー・マーシュが新監督に有力であると報道があったものの最終的には交渉決裂。マーシュの方から断られてしまった。
このままレスターは降格への道をたどってしまうのだろうか。誰もが不安であったと思う。そこで監督を引き受けてくれたのがディーン・スミスであった。また、アシスタントとしてジョン・テリー、レスターを良く知るクレイグ・シェイクスピアは入閣となった。今シーズン限りの契約となったが、この状況の中で監督を引き受けてくれたことに何よりも感謝したい。

ディーン・スミス初陣

ディーン・スミス新監督での初戦はマンチェスターシティであった。
当然厳しい試合になることは分かっていたが、残留を掴み取るためにも試合結果だけでなくポジティブな内容が欲しい。
スタメンは以下のようになり5バック、ソユンジュが久々の先発復帰となった。

試合序盤から相手にボールを握られ続け中々マイボールの時間が作れない中、セットプレーの流れから開始5分で先制点を許してしまった。おそらくプラン的には0点でしのぎワンチャンスをものにするのが理想であっただろう。早々にプランがくずれてしまった。点を取りにいかなければ勝てないレスターであったがラインの設定は低く相手を引き込んでばかりで中々効果的な攻撃をすることができず、エンディディのハンドのよるPK、ハーランドの素晴らしい抜け出しから失点し、今までと変わらないあまり良くない内容で前半を0対3で終えた。
後半頭からはヴァーディに変えてイヘアナチョ、クリスチャンセンに変えてトーマスを投入した。イヘアナチョの投入は攻撃にリズムをもたらし始めた。また、前半は中々前から行く姿勢は見せてこなかったレスターであったが少しずつ前から行き始めてきた。途中から投入されたプラートもやはり良かった。2列目から飛び出していく姿勢はレスターに足りていないもどであり、ぜひとも次の試合ではスタメンで起用して欲しいと思う。75分にはコーナーキックからスーターのヘディング、こぼれ球をイヘアナチョがしっかりと決めた。毎回思うことではあるがこの男がなぜベンチなのだろうと思う。その後もマディソン、イヘアナチョの決定機があったものの仕留めることはできず結果1-3で敗戦となったが大きな期待が持てる後半となったのは間違いないだろう。
また、試合全体を通して今シーズン出番があまり与えられていなかったソユンジュの活躍は素晴らしかった。持ち味である積極的な守備、攻撃へ行く姿勢。どれを取っても素晴らしかった。なぜロジャーズはソユンジュを使わなっ方のかという疑問も生まれる出来の良さであった。

レスター残留の可能性は?

レスター残留の可能性はどうなのか?「レスター残留の可能性は0%」そんな声もある。マンチェスターシティ戦の後半は確かに今後に期待できる内容であったが、まだまだ攻守の切り替えは遅いと感じた。また、細かいパスミスも目立っていた。このような部分は意識の面でどうにかなる問題であり、すぐにでも改善できる課題であると思う。これからも厳しい試合が続くと思うがいい形は見えたと思うのであとは戦う気持ちを全面に出したプレーが見たい。そうすれば残留もできるのではないだろうか。
熾烈な残留争いでなくTOP4を争う熱い試合をまた見たい。だから何としても残留して欲しいのが本音である。
とにかく信じて応援しましょう!!!


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