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レスターvsリヴァプール 攻略の鍵

振り返り

前節であるプレミアリーグ第35節レスターvsフラム。結果は3-5で敗戦。この試合でレスターに対して失望した人、呆れた人、悲しい気持ちや虚無感に襲われた人など様々な気持ちを抱いてしまったことは間違いない。ただ、まだ試合は3試合残っておりサポーターが残留を諦めてしまってはならない。次節はリヴァプール戦と厳しい戦いになるに違いないが、ここではレスターが勝つための策略について考察していく。

両チームの勢い

レスター

はっきり言ってレスターの勢いは前節からもわかる通り、非常に高いとは言いにくい状況である。しかし、レスターにとって大きいのはホーム、king
powerでの試合であるということだ。アンフィールドであったならば勝てる可能性は低かったかも知れないがホームであれば話は変わってくる。サポーターの声援を力に変えて欲しい。

リヴァプール

リヴァプールは直近5試合では負けなしで非常に勢いに乗っているチームである。チームはtop4フィニッシュに向けて着実にポイントを稼いでおり、試合数が1試合ユナイテッドより多いとは言えそのポイント差は僅か1ポイントと迫っている。top4フィニッシュのためには勝たなければいけない試合かつ好調ということを考えればリヴァプールの勝ちを予想するのが必然だろう。

レスターが勝つためには?

好調リヴァプールに対して勝つためにはどうするべきなのか。
個人的には3パターンではないのかと思う

守備的に4-4-2or5-4-1

しっかりとブロックを組み相手を自陣に引き込みカウンターのチャンスを狙う方法である。基本的にサイドハーフがリヴァプールの両サイドバックを自由にさせないことが大切になってくる。守備的にいき相手を引き込もうとするとどうしてもライン設定が低くなりすぎてしまうのが懸念であるのと同時に点を奪われてしまった時点でプランが崩れてしまうことや、カウンターのチャンスが作れなかった場合勝つことができないというデメリットがある。直近の試合でクリーンシートがないレスターにとってはあまり向かないプランかもしれない。

ゲーゲンプレスのミラー

相手がハイプレスでくるのならばこちらもハイプレスで対応しおうではないか。レスターも前からプレスをかけ相手のサイドバックに対して攻撃参加の隙を与えないようにすることでリヴァプールの核でもあるサイドバックを潰しに行くプランだ。このプランであると想定されるのが殴り合いの展開だ。レスターもリスクを背負って前から行く分やはり隙は多くなる。サイドバックを封じることができてもリヴァプールの攻撃陣のタレントは豪華であり簡単に止められる相手ではない。ただリヴァプールもがつがつプレスにくるため良い形でボールを奪うことができればショートカウンターでヴァーディやバーンズの背後が生きてくるため、そこで点を取ることができるのが理想である。ホームであることも考えると気持ちを見せるという点から考えても押せ押せで行くプランはありな選択肢であると思う。

リスクを背負って下から繋ぐ

ハイプレスでくる相手に対して自陣からビルドアップができるかどうか。自陣からリスクを背負って繋ぐ選択肢を取るため1つのパスミスで失点に繋がてしまう。ただビルドアップでハイプレスを回避することができたらチャンスが得られる。レスターには裏を取るのに優れているヴァーディ、快速ウイングのバーンズがいるためビルドアップで回避できればこの2人の裏にチャンスが来ることは間違いない。しかし、ここまでのビルドアップをどう構築するのかが問題である。現状レスターのビルドアップはティーレマンスに依存していることが多いため、ティーレマンスを潰されたら中々厳しくなる。そこで重要なのがおそらくもう一人の中盤である。おそらくスマレが起用されると思うがこのスマレがビルドアップにどれでけ貢献できるかが注目だ。最近の試合を見ているとスマレはワンタッチパスも多様していて、パスコースがなくとも自分で前に持ち運べる強みがある。この前への推進力を生かせればリヴァプールのハイプレスも回避できるのではないか。

総括

3パターンどれをとるにしても重要になるのが交代の人選、タイミングだろう。ハイリスクを取るならば肉体的疲労が襲う。一方、守備的にいけば精神的疲労が溜まる。交代で試合の流れが大きく変わるため両チームの監督の手腕が問われる。また、レスターはCBにスーターを起用するのか、右サイドハーフに誰を起用するのか、マディソンが冷静になれるのかがポイントとなってくる。
怪我のイヘアナチョがまだ復帰できないのは痛手であるが気持ちを見せてリヴァプールに対して強気で闘って欲しい。
最後まで残留を信じてサポーターも闘いましょう。






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