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ニューノーマルなDJの可能性! DRIVE DJとDDJ-200のススメ

「なんで僕らは車でDJしてこなかったんだろう

DRIVE DJは、それくらい楽しかったし、新感覚だった。

しかも、驚くほど手軽にできる。

2020年夏、コロナの影響で、DJも悩まされる中、余計にアリなんじゃないか…。これはアフターコロナにも通用する、ニューノーマルなDJの可能性かもしれない。

そんな車の中でDJする「DRIVE DJ」をやってみてわかったこと、そして、あなたもすぐできる具体的な方法について書きます!


まずはDRIVE DJの映像をチェック!

7月某日、TJOさん、DJ KOMORIさんと一緒に、DRIVE DJからのキャンプDJをやってきました!

映像にも出てくる通り、Pioneer DJさんとGoProさんにサポートしてもらい、実現しました!(感謝…!!)

めちゃくちゃ楽しかったのと、提供してもらったDDJ-200がこの状況にハマりすぎてて本当に驚きました!

そこら辺についても後ほど触れます!


DRIVE DJ 実現への経緯

この企画は、今年の春にある動画をSNSでシェアしたのがキッカケでした。

この動画、見た方も多いでしょう。Fatboy SlimとEats EverythingがドライブしながらDJする「CarPool DJs」という動画。

3月中旬ごろ、今できることを考えていかなきゃいけないと思っていた時にこの動画を見て、「めっちゃ楽しそう!これはやってみたい!」と投稿したところ、日本有数の実力派DJ、TJOから「やりましょう!」とリプライが!

そして、新世代の音楽マルチメディア「block.fm」さんからも「SNSの投稿を見たんだけど、Pionner DJさんに話を持っていけないかな?」と連絡をもらいました。

それから4月〜5月と緊急事態宣言があって、外出自体が難しいという状況が続きましたが、6〜7月になって「よし、やってみよう!」という話になり、ようやく実現しました!


DRIVE DJをやってみてわかったこと

動画でTJOも言ってますが、動画で見るのと、実際にやるのは全然違う!

やってみてわかったことを3つのポイントにまとめました。

1、ドライブとDJの相性が抜群

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元々、ドライブ×音楽は、鉄板の組み合わせです。

ドライブ中にラジオを聞くのは定番だし、DJのMIX CDも今や主戦場はサービスエリア、なんて話もあります。

旅行に行く時に、スマホとカーステを接続して、旅行用にセレクトしたプレイリストを聞くって経験は誰しもあるでしょう。

そこに、今回使ったDDJ-200のようにポータブルなDJプレイヤーを組み合わせると、クラブさながらに曲をシームレスにつないだり、車の中の皆のテンションや、流れる風景に合わせたプレイができて、これがめちゃ楽しい!

車の運転をコントロールするのはドライバーだけど、車の中の空気をコントロールするのは完全にDJでした。

そして、今回はカーナビに接続して、車に搭載されているスピーカーで音を出したんですが、「え、これ、家で聞くより、音もいいし、大きく出せるしで最高じゃない?」ってなりました。

家で、家族やお隣さんに気を使いながらDJするくらいなら、車の中の方が楽しめるかもしれない…!

これは是非一度体験して欲しい!


2、DJ配信や映像としての可能性

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このコロナの状況になって、DJの配信が増えてきている一方、「DJの配信は絵づくりに困る」という話もよく聞きます。

バンドやダンスなどに比べて、そもそもDJは動きが少ないからでしょう。

逆に言えば、動けないような狭い場所でもDJはやれるということです。

もちろん、機材のスペースの問題はありますが、そこはコンパクトなDDJ-200で解決!

DRIVE DJは、車からの景色や会話もふくめて、普通のDJ配信や映像にはない面白さがつくれるフォーマットだなと思いました。

また、延長線で考えると、(もちろん許可は取った上で)観覧車とか、小さなボートとか、「リアルにお客さんを入れない」という前提に立てば、今までDJをやるという発想がなかったシチュエーションやアイディアも出てくる。そんな可能性も感じました。


3、手軽さから生まれるニューノーマルな遊び

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DRIVE DJというスタイル自体も画期的なんですが、今回使ったDDJ-200の手軽さがすごかった!

これまで「アウトドアでDJする」というと、ターンテーブルやCDJ、ミキサーといったかさばる機材(計20kg〜)を運んで、電源がない場所であれば発電機も持っていく必要があったり、ミニマムでもかなり手間のかかるものでした。

それがノートパソコンくらいの大きさで、重さ1.2kgのDDJ-200とスマートフォンだけでDJプレイができるんです。

僕も普通のDJセットなら、車でDJしようなんて思わないですが、このDDJ-200であれば完全にアリ!

手軽さというのは本当に大事で、現地に着いた後も、テントの中でゴロゴロしながらプレイしたり、BBQしながらやったり、暗くなったら座りながらチルなDJしたり、、場所も選ばないし、一瞬で移動できる。

それが、正直、誰でもできるレベルで簡単にできる。

これは本当に新しい遊びが生まれるな、という予感がしました。


DDJ-200を使ったDRIVE DJのやり方

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では、気になる具体的なやり方について解説します!

【用意するもの】
・Pioneer DJ - DDJ-200
・スマートフォン
・WeDJ(無料のスマホアプリ)
・プレイしたい音源
・車用スマホスタンド(あると便利)
・スマホ用のUSBバッテリー(あると安心)
(必要な人は)ヘッドフォン

以上です!

正直、大きい買い物はDDJ-200くらいです。

大きいといっても、2万円以下なのでDJ機材としては破格の安さです。

大人ならすぐ買いましょう。


そして、機材を下記のようにセッティングします。

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これ、超簡単です。

① DDJ-200はUSBから電源をとります。スマホ用のUSBバッテリーでもいいですが、最近の車はUSBの充電口がついてるので、そこから電源をもらいます。

② スマホのイヤホンジャックにDDJ-200付属の二股に分かれたケーブルをつなげます。片方はモニタリング用のヘッドフォン、もう片方はカーナビのAUXのオーディオケーブルに接続します。

③ スマホでWeDJアプリを起動して、BluetoothでDDJ-200と接続。

以上で、完了です。慣れれば1分もかからないと思います。

※車やカーナビの仕様によってはできない場合もあるかもなので、各自確認してください。


ついでに、キャンプ場でやった時のセッティングも貼っておきます。基本はUSBの電源と、イヤホンジャックで挿すスピーカーがあればどこでもプレイできます。

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余談ですが、最初、WeDJにPCから曲を入れる方法がわからなかったので、僕が入れた方法を書いておきます。(Mac→iPhoneの場合)

① MacのiTunesとiPhoneで同期する(昔のiPodに入れてたやり方と同じ)

② WeDJで、PLAYLISTS > MyMusicにプレイリスト単位で入っています

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あと、地味にDJプレイの録音機能が便利だけど、教えてもらわないと気づかなかったかも、、と思ったので、それも貼っておきます。

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最後に

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いかがだったでしょうか?

DRIVE DJとDDJ-200の、これからのニューノーマルなDJの可能性を感じて頂けましたか?

少なくとも僕は実際に体験して、むちゃくちゃ感じました。


最後に、この企画のオススメの人とオススメじゃない人について。

【オススメの人】

・「DJやってみたい」と興味を持ってる初心者さん。簡単にDJできるし、難しいセッティングもないので、初心者にもオススメです。

・DJを沢山経験したベテランさん。今回参加したTJOさんやDJ KOMORIさんもそうなんですが、普段のDJとは違った感覚でやれるので新鮮な楽しさがあります。DDJ-200も、持ち運び用のサブと割り切るならベテランさんでも楽しく使えると思います。

【オススメじゃない人】

・音に強いこだわりがある人。DRIVE DJやDDJ-200はシチュレーションの面白さや、その手軽さが魅力なので、クラブ標準と比べるような人にはオススメしません。


このコロナの状況の中で、様々な当たり前が代わり、DJの活動や個々人のエンタメの楽しみ方も新しい発想が求められています。

その一つのアイディアとしての「DRIVE DJ」や、ツールとしての「DDJ-200」はオススメですし、ぜひ一度体験してみて欲しいです。

DDJ-200が気になった人は、DJ KOMORIさんのDDJ-200に関するレビュー動画も貼っておきますので、ご参考までに。


#楽しいが必要だ

アフロマンス


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