2021/06/24 朝の学活

大リーグで活躍する大谷翔平選手の行動が話題になっていました。

大谷選手は皆さんも知っていると思いますが、先日の試合でフォアボールで一塁へ向かう途中に、地面にあるものを拾ってポケットに入れる動作がありました。それは、ゴミが落ちていたから拾ったとのことでした。
その行為を見たファンからは称賛の声が上がっていました。

普段からゴミが落ちていることに気がつく人であれば、それを拾うことはそれほど凄いことではないのかなと思います。教室にも時々ゴミが落ちていますが皆さんは気になりますか？
私はとても気になるので、拾ってしまいます。心の中で大谷選手と同じだと思って少し嬉しくなりました。

しかし、一度ゴミを見逃すと、次も気にならなくなってしまうのではないかと思います。そうするとどんどんゴミが床に落ちていくようになります。そのゴミはもう気にならないものとなり、どんどん床が汚れていきます。慣れてしまうとそのゴミを避けて歩いたり、踏んでも気にならなくなってしまいます。環境の悪い中で、心が健やかに育つとは思えません。

普段から落ちているゴミに気になって、教室が綺麗に保てると、皆さんの心も健やかに育っていくのではないかなと思いました。一つのゴミを拾うのは簡単ですが、100のゴミを拾うことは大変ですね。普段からの心がけが大切です。