続・カメムシ恐怖症

一年前はカメムシ恐怖症でググってもあまり結果が出て来なかったのだけれど、最近また調べてみたら次々とヒットするようになってきた。

https://h-navi.jp/column/article/35028237

↑これは発達障害の就労支援サイト、リタリコさん掲載の記事。親子で虫恐怖症を克服しようとする大変さが漫画で描かれていて分かりやすい。
虫に対する恐怖、というのは本当に無理解に会いやすいし、理解してくれる人がいることは心強いかもしれない。こういう恐怖症があるのだということが知られてほしいと思う。

この漫画にもちらっと書かれているのだけれど、これは医学的な治療が必要な「恐怖症」だと言う事も重要な点だと思う。

こちらは恐怖症の詳しい説明。
 虫が苦手、と言うレベルではなく、パニックなどを引き起こす、などの状態が続き、例えば虫への恐怖で住む場所をかえなければならない、というようなことになれば、日常生活に著しい困難が生じていると言うことになる。
 曝露療法という恐ろしい治療しかないようだが、多くの人に効果があるようだ。(※追記:効果があるといっても、効果があるんだからやったらいいじゃんと言うことは間違っても言ってはいけないと思う。何より、前のお母さんのように、同じ目線で恐怖に立ち向かってくれる人がいることが一番良い気がする。)

 多分、虫などの周囲にわかってもらえない恐怖症を抱えている人は、今まで他人からの無理解に本当に苦しんできたと思うので、その症状自体を自分自身も受け入れられない、ということも多くあると思う。

 でも、それを「恐怖症」なのだ、とわかれば、治療への一歩を踏み出すことができるのではないか。
 そのために周りの人間ができることは、やはり

 虫を怖がる人を馬鹿にしないこと。虫に限らず、恐怖症を抱えている人を茶化したり、話しにくい雰囲気を作らないこと、ではないだろうか。多分知らないうちに、そういう人はいない、という風に思って日々暮らしてしまってるんだけど、自分だっていつそうなるかはわからない。「いろんな人がいるんだ」という意識を持つのって本当に難しいけど、意識していきたいと思う。
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