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【人気セミナー文字起こし】人気プログラミング教室の作り方①

こんにちは、子ども向けプログラミング教室コンサルタントの㈱アフレルの檜山(@afrel_consult)です。普段はプログラミング教室開設の支援、教室立て直しの支援を行なっています。今回は、コンサルチームが定期的にやっているプログラミングスクール向けセミナーの中でも人気の『人気プログラミング教室の作り方』をnoteにまとめます。

なかなかご都合が合わない方、セミナーをもう一度振り返りたい方にお勧めです。また、セミナーではもう少し丁寧に話しているので詳しく聞きたい方は、セミナー開催日に合わせてお申込みください。
https://learninglab.afrel.co.jp/blog/seminar/

セミナーの講師紹介のプロフィール
豊嶋
30年にわたり、スクール事業に従事。
JASDAQ公開企業の代表取締役を経て、アフレルの活動に参画。47都道府県のマーケティング活動、各種ブランドマネジメントに加えて、プログラミングスクール約100教室の開設を支援。
檜山
サービスマーケティング領域の専門。スクールの女子比率を高めるノウハウ、保護者に選ばれるスクール作りに注力。
MBA(Master of Business Administration)取得。
最近の登壇・イベント実績等https://edtechzine.jp/article/detail/4157https://edtechzine.jp/article/detail/4838https://coeteco.jp/articles/11054



今回のブログでわかる事、わからない事

分かる事
• 人気プログラミング教室の共通点
• 教室作りで気を付けた方がいい一般的な注意点
• プログラミング教育の考え方
分からない事
• 独自の人気の作り方
※独自の人気の作り方は、既存事業や人的リソースや立地環境などが教室によって異なります。独自の人気の作り方を考えたい方は、アフレルまでご相談ください。

人気の定義とは?

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私達が言う人気とは、例えば小学校1クラス30人だとしたら30人全員に好かれるのではなく、1人でもいいのでその1人に対して継続的に熱狂的に求められることを指します。別の言い方をすると教室のファンを作るという事です。「え!1人だけ?」と思われるかもしれませんが、まずはそのお客様を大事にすることで、教室の評判は口コミによって自然と広がっていきます。親御さん同士の口コミはWEB広告よりも強いのです。
※1人だけと書きましたが、ここで大事なのは前回のブログでもお話しました通り、お子様と親御様両方の目線が必要になります。(後ほど詳しく書きます)

今こそ人気づくりに注力すべき

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2019年冬から新型コロナウイルス感染拡大の影響により、個人消費の優先順位は大きく変わりました。「不要不急」という言葉はスクール業にも少なからず影響を及ぼし、通学を控える事を考えたという親御様のお話をよく耳にしました。しかし、私たちが保護者の方々にヒアリングする中で、コロナ対策はきちんとした上である条件下であれば通学を続けている(もしくは通学を希望している)ということがわかりました。それが①子どもの「楽しい、やりたい」という気持が強い事②保護者の方が「将来のために続けさせたい」という想いが明確である事です。この二つは「プログラミングスキルが身に付けられる」よりも強い通学動機になるのです。

人気教室が実践している「演出」

では早速本題です。ここでは明日からできる人気教室が実践している「演出」の例をいくつかご紹介します。

■見てわかる雰囲気づくり(室内編1)

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繁盛しているプログラミング教室は入った瞬間に明るい雰囲気が伝わってきます。それが視覚で演出することができます。例えば入口にお花や装飾を置くのもいいですが、教材を飾ってみるのをお勧めします。例えば上の写真のように、ロボットプログラミング教材を扱っていればその教材を作品として展示したり、コースを壁面に貼ることもできます。収納しがちな教材も立派な教室の演出品になることがあります。

■見てわかる雰囲気づくり(室内編2)

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受験生の成果を見える化し、こまめに共有することも大事です。他のお友達や親御様に見てもらうとモチベーションが上がり、次も頑張ろうに繋がります。共有する際には、プラスの評価(「いいね!」や「凄いね!」)を忘れずにしましょう!上記の写真は室内でできる共有方法ですが、最近はオンライン上で写真や動画を簡単に(しかも無料で)UPするサービスがあるのでそちらを活用してもいいと思います。

■見てわかる雰囲気づくり(屋外編)
次は屋外の雰囲気作りです。「屋外」の雰囲気作りは将来通学して頂けるかもしれないお客様の為です。
屋外では、教室を説明するチラシ入りのラックを設置したり(ネットでパンフレットスタンドと検索すると出てきます)、教室の中がわかる写真を展示したり、看板が効果的です

もしかしたら毎日素通りしてしまっているかもしれないと思うと、どんな広告を出すよりも効果がありますね。

行きたくなるおもてなし

授業以外でできるおもてなしの話ですが、ここを意識するだけで教室の印象は大きく変わってきます。では誰におもてなしをするかというと、前回のブログでも書きましたが、子ども向けビジネスでのお客様は、「子ども」と「親御様」二人存在します。親御様、お子様に対しては下記のようなおもてなし方法が考えられます。

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※スリッパの重ね方と書いてありますが、スリッパを重ねる時に裏面と足を入れる面が設置するように重ねない方が良い、という意味です。「気になる‥」とおっしゃる親御様の声を耳にすることがあります。

その他人気のスクールに見られる特徴

・元気な雰囲気
・プラス評価が蔓延している
・いっしょに考えてくれる(強制しない)
・見通しや目標がある

教材を使って「楽しい!」授業を演出

続いて授業での演出のアイディアをご紹介します。

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コンサルティングでは「プログラミング教室で取り組む課題の作り方」についてのご相談も頂きます。アフレルではプログラミングのカリキュラム(上の写真は全てアフレルからご提供できます)も作っているのですが、継続率を高めるために、月替わりで課題を用意したり、課題の形を変えてみたりしています。月替わりで課題を用意する場合、「12月ならクリスマス」のようにイベントを取り入れてみても面白いです。課題の形を変える、というのはプログラム作成の課題ではなく、プログラムを作成して表現する課題にしてみるという事です。(こちらの記事で、女子生徒にプログラミングワークショップを行う際のコツとして表現するような成果発表がいい、という話が書いてありますので宜しければご一読ください。https://learninglab.afrel.co.jp/1412/)

お勧め!「クラスに1名のファンづくり作戦1/30」

このブログの冒頭で小学校1クラス30人児童がいたら、全員に好かれなくていいというお話をしました。その発想で人気の授業の作り方を考えてみましょう。下の図で30人児童がいるとします。AIやSDGsやクリエイティブやファッション・・・30人のうち一人でも興味を持っている子がいれば、その子が来たくなるコースを作り、集客方法を考えます。「1/30の為に?」と思うかもしれませんが、小学校単位でみると、3クラス×6学年×周辺の3つの小学校から児童が集まるとコースとしては成立します。いきなり本コースとして作りこまなくても、試験的に体験会から始めて、人数が集まれば常設コースにするやり方もお勧めです。これを「クラスに1名のファン作り作戦1/30」と呼んでいます。

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ここまですぐに実践できる人気の作り方をご紹介してきました。少し長くなってしまったので、続きは次回書きます。

次のnoteでは、保護者の方々が将来の為に続けさせたいと思っていただく為に、どうしていくか、について書いていきたいと思います。

――――――――――――――――――――――――――――――――――プログラミング教室の立ち上げ、再生をお考えなら、私たちアフレルにご相談ください。プログラミング教育に関する登壇のお話もお待ちしております。

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▼セミナーも常時行なっています。
https://learninglab.afrel.co.jp/blog/seminar/




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