ニート歴8年を迎えた俺の可愛い弟の話

この記事は記念すべきニート歴8年を迎え、30歳になった我が弟に、自分は一体何がしてやれるだろうかを考えた兄の話である。

弟がニートになったきっかけ

大学3年くらいまでは普通に大学に通っていたのに突然不登校になってしまい、そのまま現在にたいる。
実家で毎日ゲームをしながら父のスネをかじって生きている。
まさに親のスネをかじるとはこのことだ、という生き方をしている。

なぜ、そうなってしまったのか本人からはっきりした理由を聞いていないが、おそらく大学生の頃に母が突然死んでしまったのがきっかけだと思う。
俺はショックで学校を一月くらい休んだのだが、弟は葬式が終わった次の日から普通に学校に通った。
精神的にやばいなコイツとは思っていたが、その時開放しなかった溜まっていたものがどこかで突然爆発してしまったのだろう。
父はそれを察してか、8年間ニートで居続ける弟にほとんど何もいうことはなかった。

ちょこちょこ弟は社会復帰するためにいきなり就職ではなく、バイトから始めてみるなどいろいろ試してみたが復帰することができなかった。
復帰したいという意思が本人にあるようだが、なかなか難しいようだ。

ニート生活で手に入れたクアッドコアの脳みそ

だが、悪い事ばかりでもない。

毎日ゲーム三昧のマイブラザーはニート中にある特技を習得した。
同時に4つの作業をこなすことができるようになったのだ。

pcゲームのレベル上げ、スマホゲームのレベル上げ、amazonプライムでコナン視聴、switchでポケモンの厳選。

俺はメンタリストdaigoさんのyoutube動画をよく見るのだが
daigoさんいわく、人間の脳みそは基本同時に2つの作業をこなすことは非効率らしい。

4つなら良いのか?
この特技を活かして就職すれば良いのに。

やっぱりお金の問題

というわけでこの能力がアピールできるわけでもなく、復帰が難しいわけだが 、やっぱりこれからの人生を支えるためのお金の悩み。

父ももう64歳。
来年には退職して、年金生活である。
今までは稼ぎがあったが、年金だけで弟の生活費はまかなえない。

そうなってくると、頼みの綱は兄である俺の稼ぎしかない。
俺も普通のゴリゴリ一般サラリーマンであるので、ニートに譲るお金なんて無い。
最近結婚もして、金がなくなっていくのにむしろ助けてほしいくらいだわ。

今はまだ弟も若いので大丈夫だが、年を重ねると医療費も必要になってくる。
何不自由ない生活を考えると年200万は用意しないといけないのかなぁ。

弟の分も稼ぐしか無い

毎日家でゲームしかしない堕落人間でもやっぱり俺にとっては可愛い弟なのだ。

働いてなくても笑って生きてくれたらそれで良いと思っている。

彼の生活費を稼ぐため、ミニマリスト的な節約、プログラミング(python)の勉強、株式投資の勉強を始めた。
「普通の会社員でも株で一億円つくる方法」という本に出会い、これなら俺にもできそう！ということでモチベも上がっている。
著書で会社を選ぶ条件が紹介されているのだが、手で探すのがなかなか大変なので、現在条件に合った会社を抽出するプログラムを構築中である。

まずは来年2022年中に資産を1000万にする目標だ。ちなみに貯金は200万もない。。

noteでは、30代で貯金も少ない男がお金を増やすために得た知見や、堕落した弟の様子なんかを共有できればなぁと思うので、応援してくれたらうれしい。