見出し画像

虹は五分後にかかって

どうも、中村大樹です。私は、読書感想文を書くのが苦手な子供でした。大人になってからは、書く必要に迫られる機会も無くなりましたが。本の感想早く言いたい。

読書感想文は、書き方のコツを覚えれば、わりと簡単に書けるみたいな記事を読んだ記憶がありますが、テクニックよりメンタル的な部分が強すぎて、相変わらず感想文コンプレックスは抜けない。

それはおそらく、感想を誰かに伝えるという行為は、思い上がりの様な気がするからでしょう。思い上がりがなければ、誰が偉そうに感想など言える。

「何様だ」と言われて「俺様だ」と言えるのはローランド様ぐらいですよ。俺か俺以外か、なんです。

何者でもない、誰にも聞こえない、独り言なら問題ないでしょう。誰かに質問されたら普通に答えるでしょう。誰かから諭吉を貰って依頼があれば、推薦の帯文も書くでしょうが。誰からも何もなく、自分から伝える事の意味を考えてしまう。

知り合いにならギリギリセーフかな、とか。生駒ちゃんや乃木坂46に関しては無条件でOK、などのマイルールも存在する。個人的な境界条件の話。

私もたまにnoteを書いていると、どこからともなくコメントが飛んでくる事もある。正直、戸惑ってしまいますよね。私は特に伝えたい事も無いので、誰かに何かが伝わったとしても広げられず、何とも言えず申し訳ない気持ち。時間をかけて読んで貰えた事は、とても嬉しいのです。

書く時間と読む時間。人生の時間を交換することしかできない。

読者感想文でしかない

別に余計な事は何も考えずに「うまーい」でも「すごーい」でも「パネェ」とか「全米が泣いた」とかでも良いのでしょう。コミュニケーション不全としては十分である。読了が伝われば十全かもしれない。感想は自由だし。さ行で誉めておけば楽だし。

関係ないけれど、あの本の帯文というのは、事前に何パターンか用意されていて、そこから選んでいるだけなんじゃないかと想像してる。

よく帯文に登場している人は「前回Aパターン使ったので今回はFとかでいきましょうか?」みたいな会話をしているんじゃなかろうか?私もそのシステムを採用したい。

私は、誰かを誉めたい子供ではなく。

誰かに誉められたい子供なのだ、私は。

好きなものを好きと言おうキャンペーン、とはまた別レイヤーとして。弾幕としての『好き』と、デススターの反応炉を打ち抜く『好き』と、兵糧としての『好き』は違うのです。好意は万能ねぎの次に万能だから。

好きなものを好きと言おうキャンペーン、と言えば。先日の乃木坂46時間TV中に、もくもくと一人で感想を呟いていましたけど、特に反応も無かったし、放送前後でフォロワー数もまったく変化はなかった。一体私を何だと思ってフォローしているのか一切わからない。

おそらく99.56%の人はミュートしているからだろう。

そんな私に、一体何を書くべき事があるというのか?いや無い(反語)と思ってしまって書けなくなってしまう。イップスだろこれは。

画像1

イップスは精神的要因で、肉体的動作に支障をきたす事ですが、精神的要因で精神的動作に支障をきたすのは普通なのでは?

なんの話?

何の話かと言われると、最初感想文の話かと思ったら、実際は私の話でした。感想は自分の話でしょ?

自分が一番うまい感想を言えるんだ~みたいな、馬乗りマウント合戦なのか、私が一番作者の意図を理解できているんだ~みたいな、横乗りマウント合戦なのか、「宝石箱や~」みたいな言い回しのセンスを競う、悪乗りマウント合戦なのか、知らんけど。

感想の話をしようとすると、9割自分の事を語っているだけ説。

誰が興味あんねん。

と、なってしまう。今、なってますね。はやく感想言いたい。

私が長澤まさみさんか、宇多田ヒカルさんか、広瀬すずさんならそれでも良かったんでしょう。「この本読みました」だけでその本を買う人が5万人ぐらいいるのでは?私なら買うかな。

吾輩は数字である名前はまだ無い

それに比べて、私はただの数字ですからね、どう頑張っても1です。塵も積もれば山になるでしょうが、よく見ると塵は塵なんです。最近のトレンドは、賛成も反対も、否定も肯定も、ハッシュタグが多くツイートされた方が勝ち、みたいな風潮ですから。

それで良いなら、ハッシュタグだけをツイートしたとしても、効果としては一緒でしょう。感想なんて無くても、数さえ多ければ結果が出る。

そんなもの、クソ食らえじゃないですか。丁寧に言うと、うんこお召し上がりくださいませですか?一日一個にしておいた方が良いらしいですよ?残りはアルミホイルにくるんで冷凍しておいて下さい。食べる時はレンチンで。

私は塵でも、考える塵なんです。人間は考える塵である。

10代20代の頃なら、勢いだけで良かったかもしれませんが、おじさんになってそれをするのは、俗にいう「痛い」のではないかと思ったり。ラジバンダリ。

考えて何かを言う人は数字ではない

いや、アホなのはもう手遅れで仕方がないのだが。おじさんというのは、見栄とプライドとフライドポテトで出来ているのだ。三重の県庁所在地は津。

さりげなく、ググった知識を挟み込むとインテリに見えるのではないか?

感想を言ってる人のメンタルを疑う。どうかしてると思う。どうかしながら感想を言ってると思う。

私も可能であれば、詩的でポエミィでポメラニアンな表現で感想を言ってみたり、文学的な知見を発揮して、この文章はうんたらかんたら…とかも語りたい。星野源とのコラボ動画を上げたい。ツイートにツリーを長々と続けて語ってみたい。乾燥肌にはSK-Ⅱ。はやく感想書きたい。

Twitterで長文ツイートをしている人はどうかしていると思うし、Twitterをしている人もどうかしていると思ってはいる。みんなみんなどうかしてるんだ友達なんだ♪

『真剣30代しゃべり場』があればしゃべってる所。年代での熱量差は大き過ぎるか。燃焼中と燃焼後では、役割が違うのだ。最終塵になるまで。燻製みたいなものが出来そう。

なんでみんな、ここまで、こんなおじさんの泣き言を読んでいるんだろう?

そりゃあ、わざわざnoteに書いて投稿して、さらにTwitterにリンク貼って拡散して、おまけにハッシュタグまで付けてるからでしょう。どうかしていると思う。

すみませんすみません、そんなわけで泣きながら書いてます。泣き言はいいから黙って書け、という事ですね。わかります。

私の中では、金で帯文を依頼された、という設定を採用したりします。ここはイメクラです。設定を細部までしっかり守るAVが好きです。序盤で設定飛んでしまうのは、非常に残念に思ってしまいます。あれも撮影の事情とか、いろいろあるのでしょうけれど。

いや、AVの感想ではなくて。

もしくは全部、私の話をしてしまえ。

嘘です。本の感想です。そう、あの本。みなさんご存知のブックですブック。

画像2

そろそろ誰も読んでないだろうな、と思ってからが本番。

はい。やっと本のタイトルが出ました。異人と同人Ⅱ『雨は五分後にやんで』です。にやんで、が可愛いですね。

予想外のハードカバーで驚きましたけど、改めて本は良いものだ、と思いましたね。質感とか質量とかにも意志がある。

さまざまな分野で活動する「書き手」が一同に集まったアンソロジー集の第二弾。
浅生鴨による責任編集の元「『五分』という単語を作品中に使うこと」だけを条件に、各分野の書き手19人が自由に書いた文芸集。小説、エッセイ、漫画、イラスト、インタビュー、パズルなど、文芸同人誌の枠を超えた幅広いジャンルの作品を多数掲載。

と、書いてある。

いわゆる同人誌ですね。同人誌と言えば、高校生の頃に一度だけコミケに行った事がある、しかも夏コミ。あの時は暑かったな。今でも実家にはその時買った同人誌が残ってるんじゃないか。同人誌というのを買うのは、あの時以来では?

いや、前回の異人と同人も買ってるわ。

この本は、文章が得意な人達が『五分』というテーマ(というか単語を入れるルール?)だけ共有して、あとは遊んで作ってますよね。『遊び』で作ったわけでは無く。鴨さんがたまに言っている「真剣に遊ぶ」というやつかな。大人が真剣に遊んで作った同人誌。

『遊び』と『真剣』の配合をアルコール度数に換算すると、この本はストロングゼロなのか。所謂ストゼロ本である。

いや、もちろん売れないと赤字で大変なので、猫社員が、みんなノルマ10冊で。

石油王がお金を出して、それこそ遊びで作った同人誌だったら、それはそれで面白いのかもしれない。暇を持て余した神々の遊び。

はやく感想書きたい。

とりあえず、タイトルをコピペしてみよう。

「あの僕の蒼を」浅生 鴨
「五分だけの太陽」高橋久美子
「五分マン」ゴトウマサフミ
「ツーストローク」山本隆博
「昼の個室に座って」永田泰大
「啓蟄の日、きみに問う」野口桃花
「そいつがルパン」ゴトウマサフミ
「練習しているか」浅生 鴨
「ピンクの象が窓から」小野美由紀
「かえってきた うちゅうじん さぶろうさん」田中泰延
「生活」岡本真帆
「坂井、殴る。」今野良介
「シラフのジラフ」ゴトウマサフミ
「いつかの道を車で」浅生 鴨
「米ンドフルネス」山田英季
「時のパズル」山下 哲
「耳をすませど」スイスイ
「なにしよん」今泉力哉
「誕生日の夜に」ゴトウマサフミ
「できたものしか見ない」浅生 鴨
「ヴォルケ森の虹トースト」小野美由紀
「黒船襲来!」河野虎太郎
「走馬灯をコントロールしたい」幡野広志
「季節違いにナイフ」よなかくん
「特殊と一般」浅生 鴨
「浅生鴨さんに5分間で訊きたい50のこと。」古賀史健
「まだない」ゴトウマサフミ」
「北極星の日々」岡本真帆
「リベットと鞄とスポーツカー」浅生 鴨
「どん兵衛四天王」ちえむ
「東国の櫟」髙島 泰

多くない?19人て、多くない?

最初はTwitterで順次感想ツイートを流していこうとか思っていましたけども、間違いなく途中で飽きそうなので、まとめてnoteに書いてしまえと思ったら多くない?

画像3

多くない?アベンジャーズなの?

アベンジャーズでも、もう少し少なくなかった?アベンジャーズ越えてきたの?

インド映画のダンスシーンなの?

この映画たまたま見つけたけど、面白そうだな。

あと、この動画は何回見ても元気出る。

さあ、愚痴はこれくらいにして。はやく感想言いたい。

早速、掲載順を無視していきますが、最後に収録されている、髙島泰さんの「東国の櫟」ですが。

これ、感想は10年後で良いですか?

いや、これ読むのに時間がかかり過ぎる。歴史小説、で良いんでしょうか?おそらく、これを書いた髙島泰さんはめちゃくちゃ調べてます。多分、国立図書館で一次資料に当たった事を自慢してくるタイプじゃないでしょうか?

RPGで言うと、最初の城から出た所で大魔王にエンカウントした感じです。

画像4

この画が走馬灯のように見えました。

まず、スライム倒させて

レベルアップが必要だと思います。

李斉賢はその滲みを見て、滲は惨に通ずる、そんなことをぼんやりと考えていた。

冒頭の引用ですが、ここまでは何とか理解しました。三行は読んだ。

小説を読む楽しさというのは、知らない事を知れる、知らない感情を知れる、という楽しさがあったと思うんですよ。最近忘れがちですけど。未知の知識と、既知の知識が結びつく瞬間の興奮がある。作品のテーマとは別かもしれませんが。

未知との遭遇

関係ないですが、子供の頃に読んで理解できなかった表現を、大人になって理解するという事が無かったです?主にエロ関係で多かった気がするけど。その時の感覚を予感させる。

現状のままだと、丁寧な説明の入らない異世界転生モノを読んでいる様になってしまうので、感想は10年後とは言いませんが、しばらくお待ちください。誰かに説明して貰っても面白くないですからね。Youtubeでわかりやすい解説動画見て面白いか?

自分で調べる事が、人生の楽しさでしょう。

初っ端から感想言ってないやんけ、というのは分かる。むしろ一切書かずに終わろうかなと思いかけていたので、逆に褒めて欲しい。ここからは駆け足で感想言いたい。

誰かの書いた文章を読むのは、映画館で自分の席からその人の席に移って映画を観るような感じがしませんか?しませんか。そうですか。

いや、視点を借りてくるというか、マインドジャックみたいな感じがするんですよ。しませんか。そうですか。

「五分だけの太陽」

一日の内に五分しか太陽が出ない村の話。どんだけ地軸が捻くれた星なんでしょうか?反抗期なんでしょうか?

田舎あるあるの「一日に五本しか走ってないバス」の話みたいな感じ。都会に憧れる感覚はよくわからないのだけど、私はずっとそこそこ都会に住んでいるから。

つまり、今まで普通に一日の半分太陽が出ている所にいたわけだ。田舎に住んだ事が無いので、どちらが良いかはわからないけど。私は住めば都こんぶの人だから、そこにそのままいるかな。どこに居るかよりも、どこに居たいか。

関係ないけど、『クジラより大きくて、メダカより小さい生き物はなーんだ?』みたいな、なぞなぞの答えがA.イルカ(そんなのいるか!)なのイラっとしませんか?

「ツーストローク」

買ったばかりのバイクで衝突した地蔵が喋り出す話。いや、地蔵って怖くないですか?私は子供の頃、近所で地蔵を見かけても近付くのを躊躇った気がする。

でも、そうか定点観測し続ける視線の安定感があるのか。昔話だと、結構アクティブに動いているイメージだけど。

関係ないけど、私もバイク(原付)でこけた事がある。思いっきり歩道に吹っ飛んだ。とはいえ、泣き叫ぶほどの怪我もなく、周りに誰もいない所で一人で転んで、黙って起き上がってバイク起こしてる時、めっさ寂しかったな。

本当に関係なくてビックリする

感想を書きたいんだか、関係を書きたいんだか。

「昼の個室に座って」

仕事中に会社のトイレの個室に籠って、何かを待っているいるサラリーマンの話。永田さんの文章好き。いい人ばっかりの話。私も昔、会社のビルのトイレでサボってズボン下げずに個室で座ってた事あるな、あの感触は確かに不思議な感じがする。昼間にサングラスかけてるような感じかね。

普段はイラついてばかりだけど、たまにほんの少しだけ周りに優しくなれる瞬間というのがある。

「啓蟄の日、きみに問う」

けいちつ、と読むらしい。

啓蟄(けいちつ)は、二十四節気の第3。二月節(旧暦1月後半から2月前半)。「啓」は「開く」、「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」意味で、「啓蟄」で「冬籠りの虫が這い出る」(広辞苑)という意を示す。春の季語でもある。(wikiより)

もし、飼い犬と話が出来たら。時間制限は五分。私なら「時間の概念あるの?」と、咄嗟に聞いてしまうかな。咄嗟は難しい、時間制限もあるし。でも人生は全部咄嗟だし、必ず時間制限もある。咄嗟でなく、時間制限なしである方が希少なのか。

関係ないけど、犬と人の物語は「ワンマンストーリー」じゃないかな。独りよがりな物語みたいに聞こえる。

「ピンクの象が窓から」

少女ジェニファーとピンク色のゾウの話。ピンク色の印象効果を調べてみる。それがなんだと説明するのは野暮なんじゃないかな、無責任という事。私の仕事ではない。一番読むのしんどかったかな。

「秘密を知るものはね、一人にしか伝えちゃいけないルールなんだ」

関係ないけど、人を愛する自信と、人に愛される自信の違いは何だろうか?

「かえってきた うちゅうじん さぶろうさん」

可能な限りオブラートに包んで言うと…

金返せ

敏腕弁護士に電話したい。

『同人誌のそのもの』みたいな作品。

とはいえ、これ実はですね、前回からの伏線が効いているのです。今回だけ読んだ人には、少々伝わりにくかったのかもしれない。気になる方は、ぜひ前回の『異人と同人』に収録されている『うちゅうじん さぶろうさん』を読んだ方が良いと思う。これもノルマ10冊で。

弁護士には連絡しておく。

もう半分くらい来ました?もう指は痛いし、腰は痛いし、目はかすむし、夜眠れないし、夜中トイレで起きてしまうし?前後編とかにした方が良くない?むしろ次回作に期待した方が良くない?もう誰も読んでなくない?

初の感想文打ち切りが見えてきた。アンケートはがき送って下さい。

私は「前後編に分けると一生後編を公開しない男」と呼ばれていますからね。一年位休載したい。やるっきゃないの助。

「生活」「北極星の日々」

短歌ですね。短歌って何でしだっけ?

画像5

そうそう、よく座礁するやつね。

画像6

人生で3回くらいこれになってる。

画像7

塩かっ!

短歌(たんか)とは、和歌の一形式で五・七・五・七・七の五句体の歌体のこと。(wikiより)

短歌は季語要らないんですね。知らなかった。日本語のリズムとリリック。シルバニアファミリーの歌が好き。

「坂井、殴る。」

記憶と思い出の話。記憶はどこに保管されているのか?思い出とは、何かと結びついた記憶ではないか?思い出は目や、耳や、鼻や、指先や、唇に保管されている。夕方5時のチャイムの音をきっかけに引き出される記憶。

取っ手の有る記憶が思い出。それ以外は取っ手の無い記憶。

何年経っても思い出してしまうな

私が思い出すのはカウンターで食べたカレーの匂い。あれは取っ手が有るから思い出せる。その時に流れていた音楽は、取っ手が無いから思い出せない。

現在は過去の続きなのだ。当たり前。

「米ンドフルネス」

白米様の話。普段、毎日の様に触れている白米様に、どれだけ触れていなかったかの話。これ、知っていても毎日は続けられない、丁寧な暮らしだ。今度から米を炊く時、少し後ろめたくなる。

Let's go !  Let's go !  Let's go !  ライス!

「耳をすませど」

最後「じゃーん」とか「ががーん」「どーん」みたいな音楽が鳴っている。いや、音は聞こえないけどさ、光とか、匂いとかがするじゃないか?私は文章を読んでいても、まったく映像が浮かばないタイプなんだけど。目を瞑ると瞼の裏に光が見えるあれみたいな感じ。目を瞑ると読めないんだけどさ。

みんなどんな音楽が聞こえてるんだろうか?

関係ないけど、私もmixiで日記書いてたな、同性代の人はほとんど書いた事あるんじゃなかろか?友達しか見に来てなかったけど。足あと帳とか懐かしい。

「なにしよん」

絶妙な関係な男女の話。人の関係性がマッチする確率ってどれ位だろう?マッチングアプリのCMでは趣味とか職業とか年収とかでマッチしてたけど、それって人の関係性を構成する何パーセントだろう?コンマ数パーセントなんじゃないかね。

1%が情報で、99%は感情じゃないかな。でも、ほとんどの人は、その1%に振り回されてる。

二人の会話劇って好き。セリフが関係性を表していて。

関係ないけど、昔独り暮らししてた時、夜中に男友達が来て、朝まで恋バナして帰る事がよくあったな。あれはウザかった。バイト先で好きな人が出来たけど、その人が人妻だった、みたいな話じゃなかったかな。今なにしてんだろ。

「ヴォルケ森の虹トースト」

一人ぼっちのティカの話。豊かさってなんだろう?みたいなテーマ最近どこかで見た様な。最初から独りだったらそんな事考えないのかな?最初から独りという初期設定は不可能だから、人は孤独を抱えてしまうわな。豊かさは孤独に勝てるのだろうか?

物語の中の食べ物って美味しそうよね。カラスのパン屋さんのパンとか。ぐりとぐらのカステラとか。

関係ないけど、物語に登場した飲み物で記憶に残ってるのは『ジェイルバード』に出てきた『プースカフェ』

画像8

これも虹色。いつか飲んでみたい。

「黒船襲来!」

どこかで見た事がある様な状況の豪華客船とテレビ局の話。※作品に登場する団体名・個人名等はすべて架空のもの、だそうです。ドキュメンタリーの様で、本当にこんな裏側があったんじゃないか。

関係ないけど、小説に対して「この話は本当ですか?」と聞く人はギルティだそうです。

「走馬灯をコントロールしたい」

最後の瞬間に観る映像の話。私は単純に人の笑顔が好き、安心するし、幸せな気持ちになるから。走馬灯が人生のダイジェストだとしたら、ジャッキー映画の最後のNG集か、笑顔のダイジェストが良いな。ミュージックビデオの後のメイキング映像みたいな感じか。

メインの映像よりも、その時の笑顔の方が最後には相応しいのかもしれない。終わった後も続いている。

「季節違いにナイフ」

僕の話。好きな人の好きな所なんて、何でもない所だよね。一番感想が難しかったな。難しい理由が多分あるんだろうけど、結局わからなかった。思い出したら言いますね。

関係あるかもしれないけど、私は大学行って無いんですよね。あれ、関係なかったか。

「浅生鴨さんに5分間で訊きたい50のこと。」

鴨さんの話。鴨さんは本当に謎な人なんだな。鴨さんこそ小説の登場人物みたい、背景といい、言動といい。実際に拝見した時は、実在してる…と思いましたね。存在が面白い。

関係ないけど、今回は著者にほとんど触れてないと思うんですけど、文字数の関係で。鴨さんだけは例外枠で良いんじゃないかと思っている。鴨さんは境目辺りにいる人じゃないかな。

もし機会があれば、ハムカツとキャベツを優先的に回します。

「リベットと鞄とスポーツカー」

突然、人がリベットになる話。リベットですよリベット。

画像9

こんなん。

あれか?お前か?

人がリベットになる事も…まぁ、あるか。と思ってしまう。三歳児並の知能はあるらしい。タコの知能と同じ位か。

リベット屋の店先に並んだ、いろんなリベットを見ていた。ひとそれぞれに好みはあるけれど、どれもみんな一緒だね。

リベットはどれも一緒だよな。大量生産品だし、花屋の花もそうだけど。世界に一つだけのリベット。見付けるの大変そうだ。

いかがだったでしょうか?

いや、嘘嘘。こう聞くと否定されにくいらしいですよ。「ボクの事どう思ってますか?」みたいなクソ質問ですね。

何か色々抜けてそうな気もしますが、後は残りの人生で捕捉します。この瞬間の感傷は、この瞬間しかないので、残しておきました。

まとめ

いや、まとめる事ないな。

疲れましたね。二度とやりたくない。こっちの方が毎回言っている気がする。今度から感想は、さ行だけにします。

流石ですね!

知らなかったです!

凄いですね!

センスありますね!

ソーシャルディスタンスですね!

いや、本当に無駄に長くてすみません。もし、最後まで読んでいる方がいたら、今度鳥貴族で一番高いメニュー頼んで良いですよ。愚痴の部分を削れば10分の1の長さで終わってましたね。これでも途中で脱線した、実家で飼っていた猫のくだりをカットしたので半分ぐらいにはなっています。

個人的な愚痴…じゃなかった、個人的な感想にお付き合い頂きありがとうございました。感想ってこんな感じで良かったでしたっけ?

巷にあふれる「感動しました」とか「共感しました」とかも、嘘ではないんでしょうけど。共感も感動も、そんなに簡単なものではないだろう、と。

言葉にすると簡単になってしまうから。

本当はもっと色々と、関係ない事考えたり、どうでもいい事を思い出したりしながら、何かしらを感じてるんじゃないかな。知らんけど。

五分たって、雨がやんだら何をしようか。

また次回。

100兆円欲しい