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【2024年春アニメ感想】新年度は環境変化に慣れるだけで体力を削られる

梅雨が入りが済み、本格的に夏がやってくるまで秒読みとなった今日この頃。2024年夏アニメも同じくやってくる時期です。その前に2024年春アニメの感想を振り返っておこうと文章を綴ってます。毎クールやっているこの備忘録。いったいいつまで続くのやら。鬼滅の刃とかいつまでアニメ続くのやら。

●この素晴らしい世界に祝福を!3

待望の第3期がようやく帰ってきてくれた感。映画館で紅魔の里編を見てから5年くらい経ったのかな。馬小屋から始まったカズマさんの異世界生活も、今や屋敷を借りて屋根とベッドのある空間を手に入れたなんて感慨深いね。
今回は前半王女様、後半ほぼほぼダクネス編ということで笑いと感動の波がやってくるめっさ面白いシリーズだった。街のみんなの人の良さとカズマさんの慕われ具合からもだいぶ話が進んだなあという気持ちになったわい。

毎回EDの曲が心に染み入る牧歌的な曲調だから、仕事終わりの帰り道とかに聞いてうっすら涙を浮かべてた。

●終末トレインどこへいく?

水島努監督のオリジナルアニメということで始まった作品。SHIROBAKOとかガールズアンドパンツァーとか絶妙なコア層に刺さるアニメを作っているので、今回もどんなもんになるのか楽しみにしながら見てた。5Gのさらにさらに次世代の7Gが日本に開通した途端、電波障害で西部鉄道沿線以外の世界が消失?西武鉄道沿線も不思議な力でさまざまな弊害が生じた世界。そんな中、友達を探しに吾野から池袋まで電車で向かうというストーリー。

軽快な会話のキャッチボールが次々と進むのと、変な世界だから何が起こるか予想のつかない展開で終始わくわくするアニメだったなあ。メインの4人もそれぞれどこかちょっと変で闇を感じるセリフやらが出てくるんで、その不安定感が飽きさせない秘訣なのかもしらん。

そもそもファンタジー世界観だけど、終盤の宇宙空間みたいなファンタジーが重なって

EDの不穏感も味があって良い。サビ終わりの打ち方変わるとことか不思議さが際立ってて良いねえ~。

●変人のサラダボウル

突然始まった岐阜を前面に推しだしたアニメ。1話を見終わって、サラダボウル要素はどこにあるんだって真っ先に思った。たぶんいろんなキャラクターの群像劇みたく話が進んでいくからサラダボウルなのかな。
異世界の女王様が岐阜で探偵業を営む主人公の男の前に転移してきて、一緒に暮らすってのがメインストーリー。女王の側近キャラって身体能力は高いけどポンコツってパターンは多いわね。貴族という世間知らずの一面もあるから岐阜での生活も一層際立つものです。

●無職転生 Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第二クール

第2クール一体今どこまで話が進んで、一体どこまで話が続くのか。まだまだ終わらないでほしい。話数を重ねれば重ねるほど登場人物の奥行きとか絡み合いに安心感が生まれるので。このすば然り。ただ久々に登場する人間がどこで出会ったキャラだか忘れちゃうことあるので、キャラクター図鑑みたいなものをチラ見しながら見ているよ。
シルフィと主人公が結婚したところで、待望のロキシー師匠再登場は願ってもない展開。無事でよかったよ本当に。これ以上人が死なないでほしいし、いなくならないでほしい。安寧の世界はいずこへ。

しっかしまあしばらくぶりのロキシーがかわいいったりゃありゃしない。シルフィの存在がありながらもロキシーが登場してしまったら血の涙を流しながら奥歯を噛み締めるんだろうな。

最終話の修羅場は見てるこっちからしても心臓痛くなるけど、シルフィの懐のでかさに全員が幸せ(?)になることが。これがおかしいというか気持ち悪いと思えるのが文化としての感覚なのですね。シルフィとロキシー。すごいことですよ。

だんだんとED曲が「人生」になっていくよな。最後のエンディングに出てきたエリスは、、、

●ゆるキャン△ SEASON3

THE・安寧の世界。ゆるキャン△も第三シーズン。絵柄がガラッと変わって、定番の亜咲花さんのOPも今回は様変わり。POPな絵柄と曲調がいいっすね。撫子ちゃんは原付に乗っていないから、お姉ちゃんに車を出してもらわない限りは公共交通機関で移動しているわけで。そのあたり、今回は井川線を電車で移動していて、よりキャンプ(というか旅行)に行きたくなる光景だったな。無人駅とか辺境の駅に行ってみたい欲はとてもあって。北海道とか長野とか駆け回りたい。

乗用車、原付、自転車、徒歩などいろんな形式でのキャンプを提示することで、幅広いキャンプファンを取り込むことに成功したねえ。絵柄の賛否はあるものの、この空気感のまま続いてほしいな。

EDに亜咲花さんが起用されて、チルい音楽を歌ってくれてますわ。

●夜のクラゲは泳げない


信頼と実績の動画工房からオリジナルアニメがやってきた。Z世代に差し迫る現代文化を象徴したアニメ。元アイドルと絵師と動画配信者と音楽専門学生の4人が匿名アーティストとしてバズることを目指すお話。ネット文化が発達したからこその利潤と苦悩に振り子のように揺れ動く登場人物たちは、眩しくて見ていられないですね。クリエイターをもっと応援しようと思わせてくれました。

前半はキラキラしてたのに後半にかけて重苦しくドロドロしていくの不穏すぎて心臓ギューってなった。決して明るいだけの世界じゃないから、それでも前に進み続けるJELEEを応援したくなっちゃうよ。

最終話の特殊EDも最高すぎよ〜動画工房さ〜ん。最近の傾向としてアニメ本編とその他配信コンテンツをリンクさせることが増えてきて、JELEEが作ったMVが実際にyoutubeにアップロードされたり、1日は25時間。が実はJELEE制作だったのではないかとされるような演出にココロオドル思い。


夏の暑さがやってきて酷暑となるであろう次クールにもご期待ください。推しの子の2期、おひいさまこと天穂のサクナヒメ、すでに流行り始めている「しかのこのこのここしたんたん」もね。

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