コンテンツ販売をするなら｜かならず読んでほしい。②

ステップ５：参入する市場を選ぶ

次に、具体的なステップに入って行きますが、まずあなたがするべきことは、参入する市 場を選ぶことです。

「市場選び」というと、ダイエットや恋愛など、大雑把に捉えられがちですが、本当の市 場選びとは、
「誰を相手にビジネスをするのか？」 を決めることです。
ターゲッティングこそが市場選びであり、全ての基本であると考えてください。

市場とはつまり、人の集まりです。

そして、市場とは既に存在するものではなく、厳密には自分で作り出すものです。
自分でターゲットを設定して、そのターゲットを集め、そこに自分の市場が出来上がりま す。
だからまずは、どんな分野で誰を相手にするのかを決めてください。

参入する分野の選び方は、
１．自分自身が共感できる分野を選ぶ
２．自分自身に専門性がある分野を選ぶ

大きく分けてこの２つしかありません。

つまり、経験か知識、あるいは両方の面で「強み」を持っている分野にしか参入してはい けないと言うことです。

例えば、
「自分自身も悩んでいること」
これは共感できると言う意味で十分に強みとなりますし、
「自分が得意なこと」
これも強みとなります。

まずは自分にどんな強みがあるのかをブレインダンプして把握して行きましょう
（ブレイ ンダンプとは、頭の中にあるキーワードを全て紙に書き出して行く作業のこと）。
強みの種類は、
得意／知識がある／好き／自分も悩んでいる／過去に悩んでいた／身近な人が悩んでいる ／経験したことがある／興味がある／時間を忘れられる／

などがあげられます。
全ての項目でブレインダンプをしてみてください。

このとき、最低でも５０個は書き出してください。

最近はJV（ジョイント・ベンチャー）やタイアップと言った手法が流行していますが、 「売れるだろう」というだけの理由で専門家と組み、参入するとほぼ確実に失敗します。

少なくともそのビジネス自体が好きだと思えなければ、続けることも出来なければ、結果 を出すことも出来ません。

必ず自分の中に強みがある分野を選んでください。 ５０個以上ブレインダンプしたら、次はそこから３つ選んでください。

基準は、 「これならうまく行きそうだ」 という直感で大丈夫です。

ダメな場合はリサーチ段階で気が付けるはずなので、まずは自分の直感を信じて選び出し てください。

大まかな分野が３つ選べたら次は、ターゲッティングです。

最高のターゲットは、
「過去の自分」
です。

過去の自分自身がお客さんとなれば、何に悩んできたかも、何に共感するかも全てわかり ます。

どんな場合にしろ、ビジネスの基本は自分自身がお客さんとなり、自分自身が欲しいと思 える商品を作り、売ることです。

つまり、お客さんとシンクロできれば出来るほどやりやすいと言うことです。 だからこそ、ターゲットとしては過去の自分をイメージすることをお勧めします。

もし、過去の自分が無理であるなら、「大切な誰か」をターゲットとして設定してくださ い。

過去の自分か、大切な誰かを設定できないのであれば、その分野に参入することはやめて おいた方がいいでしょう。

コンテンツビジネスにおいては共感こそが最大の武器です。

お客さんとシンクロできる分野を選び、シンクロできるターゲットを設定しましょう。

シンクロすることが出来れば、確実に売れるコンテンツを作ることが出来ます。
※この時点では３つ選んだ分野を同時進行でリサーチして行きます

ステップ６：市場（ターゲット）を徹底的にリサーチする

参入する分野とターゲットがイメージできたら次は、そのターゲットをより具体的に、客 観的にリサーチして行きます。

具体的にやることは２つ。
１．「過去の自分」「大切な誰か」をプロファイリングする
２．外部からの情報でさらにプロファイルを強化する
これだけです。

まず、プロファイリング（人物設定）についてですが、やることは簡単です。

自分が設定したターゲット（過去の自分か大切な誰か）に関して、下記の項目を全て書き 出してください。

年齢／職業／年収／家族構成／生活環境／趣味／将来の夢・目標／欲しいもの／興味があ ること／生活の悩み／人間関係の悩み／身体的な悩み／仕事の悩み／趣味の悩み／将来の 悩み／口癖／

まずこれが基本的なプロファイリング項目です。

これらを具体的に書き出すことによって、よりリアルに相手に共感することが出来ます。
そして、
この分野に関する悩み／過去・現在の問題／障害／不安／怒り／迷い／ストレス／恐怖／ 理想／望み／得たい結果／動機／過去の失敗体験／周りからの反応／

これが、直接参入する分野に関するプロファイリングです。 ダイエットならダイエットに関する、恋愛なら恋愛に関するものを書き出してください。 多くの場合、ターゲッティングの際に、その分野での一面しか考えない人が多いですが、 人間には色々な側面があり、実はそこにこそ深みがあります。

それを無視してプロファイリングしたところで、薄っぺらいものしか出来上がりません。
だからこそ、基本的なその人の人間性もプロファイリングして行く必要があります。

そして、このプロファイリングが具体的であればあるほど、強い共感が出来、強いイメー ジを持って相手と対話することが出来るようになりますので、まずは過去の自分、大切な 人をイメージして具体的なプロファイリングをしてください。

次に、 「プロファイルの強化」 についてですが、こちらは、プロファイル結果をより客観的に分析し、自分だけの思い込 みを出来るだけ無くして行く作業になります。

やることは要するに、
・ネット上で声を拾って行くこと
・書籍や雑誌などで話題を拾って行くこと 特に説明の必要もないようなことですが、とにかく外部の情報を眺めながら、気になった ことを全部メモして、それをストックして行くことです。

A4ノート１０ページほどがギッシリとメモで埋まれば、取りあえずは十分だと判断し て、数日寝かして、それをまたプロファイルに反映させてください。

このとき、自分が重要だと思うものだけを追加してください。
ここでも自分の直感を信じてください。
自分に強みがある分野で、過去の自分や大切な人をターゲットにしている限り、大きく的 を外すことはまず無いと思うので、あくまで方向の確認と、アイディアを追加するための 作業です。

具体的なプロファイルが完了したら、それを全部読み返して、イメージを膨らませてくだ さい。

※この時点で３つ選んだ分野は１つに絞ってください。プロファイリングの作業をしてい れば、どの分野が自分に向いているかがわかるはずです

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