私の苦手克服術

私はとっても片付けと整理が苦手だ。
PCのファイルはすぐにごちゃごちゃするし、週末掃除したはずの部屋はすでに床に荷物が出現している。
仕方ないと分かりながらも、エントロピーは増大するものだから仕方がないっていう理系ぶった言い訳をしてしまう。


苦手なものを少しでも普通に近づけるために、単純にファイルネームを統一するよう注意したり、掃除する癖をつけようと思っても難しい。
そう簡単に改善するならば、それはもはや問題ではない。


苦手なものを克服するには、好きなものや必死な事項と掛けあわせて、繰り返して苦手な行為をしないといけない状態し、習慣化させる。
これが解決策への１番の近道だと思う。


昔学内外で学生団体の運営をしていたのだが、他部署とファイルをやりとりしたり、アーカイブ作成するために、ファイル名を統一させる必要があった。幹部ができてないのに人に偉そうなことは言えないし、自分の仕事にも支障が出る。
ひたすら、190624_部署名_ファイル名 というありきたりなルールに従ってファイルを保存し続けていたら、時々適当にしてしまうけれど、概ねプライベートでも同じネーミングをするようになった。

私はアートが好きで、友人のアーティストや若手作家さんの作品を家に飾ったりしている。アートを飾れる部屋にしようとという動機であれば、部屋の片付けは瞬殺で終わる。もしくは、あえて友人を家に呼ぶ。人くるから掃除しないといけなくなる。しかも期限付きで。これを繰り返すことで、まぁまぁ綺麗ではないが許容される範囲に家を保つ癖がついた。

苦手なことと組み合わせる何かを見つけて、いやでも繰り返す経験を積む。
当たり前で単純なことかもしれないけれど、結構有用な苦手対策だと思っている。