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【2023】#Favorites

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aeuが読んだなかでお気に入りの記事。 面白いな、胸に響くな、好きだなと思った記事。 基準は、まったくない。 このマガジンに入っていないけど大好きな記事もたくさんある。ここに居る…
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#言葉

ずっとガラケーだった理由。

この間、スマホをもって出掛けるのを忘れて あせった。 目的地からまた家までタクシー呼んで帰ったりして、なんだんねんみたいな気持ちだったけど。 しかし、今のスマホももってから2年が経った。 何代目ソウルブラザースとかじゃない。 初代スマホだ。 ずっとガラケーだったんすか? みたいにキャリアの担当の人にも言われ 続けてきて。 携帯がガラパゴスじゃなくて あたしがガラパゴスなんだよって 心の声が漏れ出そうなことも なんどもあった。 きっかけは、仕事のギャラをペイペイで しか

短歌で傷つけてしまったあの日の父へ。

父から携帯に電話がかかってきた。 絵本をこの間送った時のありがとうの 電話だった。 20分以上彼と話しながら今回は、父は 傷ついていないのだな、 よかったなって正直思った。 ずっと昔に短歌集が出た時、父と娘は ほとんど交戦状態で。 父に歌集がみつかってしまって、和歌山の 田舎の書店で買ってくれたのだけど。 わたしの書いた短歌にショックを受けて 彼が悲しんでいるのがすごくわかった。 手紙をもらった。 短歌の中の主人公はわたしではなく 架空の人間だと思って欲しかった

あたらしい父に会っている気がする。

父と1年ぶりに会った。 父が趣味ではじめたことに お祝いすることがあったので 上京してきていた。 父と呑んだ。 父に母のことをすこし打ち明けた。 母は父にとって元の妻になる。 わたしは子供だから元子供では ないのだな。 近所のお寿司屋さんだった。 思えばここのお店は母とはいかない。 父が上京してきたときだけに行く 店になっている。 去年ちらしずしを頼んだんだってね と、覚えていたのでびっくりした。 にぎりにしとけばよかった、失敗 したって思った

裸のままの言葉で、ごめんね。

わたしにとってTwitterはいまかなり 大事な場所になっている。 ガシガシ営業してますとかじゃなくて。 わたしの頭の中を整える場所に なってくれているからだ。 心に思いついた形のないものの 輪郭を与えるために。 そこに感じた言葉を拾い集めながら その輪郭線をつなげている。 そしておずおずとツイートしている。 この間はこんな風に書いていた。 幼い頃はうまく喋れない子供だったので 祖母が定規で丁寧に切ったちいさなメモ 代わりのちらしの裏に、不満を書いた

時も水も言ノ葉も

🐬 川も海も空も小さい頃から、 水が流れていく様子を見るのが好きでした(^^♪ 小さな川に葉をわざと落として、 回りながら流れていくのを見ているような子どもでした。 父に連れられて行った海では、 ぼーっと波が生まれて消える様子や お日さまが高くにのぼり、 水平線に消えていくを見ていました。 番外編的に、 小学校の帰りにお友達と水が湧き出てくるところを見に行ってました。 水が湧き出る様子が不思議で楽しかったなぁ(*´ω`*) (👆良い子はまっすぐお家に帰りましょう。)