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国立劇場の再整備はどうなってしまうのか? (2024年6月現在の進捗)
老朽化で閉場した国立劇場の再整備計画が頓挫したままになっている。
2度の入札が不調で、用意されている800億円の国費を増やす話が出ているもよう。
日本文化を成長戦略の柱にしようとかなんとか言っていた国の財布が吝いのでは、文化がしぼむのではないのか?
これまでも国立劇場の再整備については触れてきたが、今後もウォッチしていきたい。
朝日新聞デジタルの記事は基本有料なので普段は引用しないのだけれ
国宝寺院で人間国宝らによる文楽公演
11月28日に富山県高岡市の勝興寺で桐竹勘十郎さんらによる人形浄瑠璃文楽の公演が行われたというニュースです。
勝興寺は「越中における浄土真宗の触頭(ふれがしら)」として「破格の規模と形式を誇」る大寺院で、2022年に国宝に指定されました。
そんな場所で、「重要無形文化財保持者(人間国宝)の桐竹勘十郎さんら」が公演を行ったというところがトピックなわけです。
この公演は、国宝指定を受け、観光庁の
国立劇場の建替入札が不成立になってしまっています[ニュース拾い読み]
10月に閉場、2029年秋に再開する予定だった国立劇場の建替入札が不成立というニュースです。
不成立は2度目で、再整備計画も頓挫するのではないかと、かなり雲行きが怪しくなってきました。
入札は駆け引きもあるようなので、これからどのような展開になるのかは不透明ですが(建替しないということにはならないはず)、続報を追っていきたいと思います。
大阪・国立文楽劇場で文楽のデジタルアート展示
11月4日から26日まで大阪・国立文楽劇場で、文楽公演期間中にデジタルアートを体験できる展示が行われているというニュースです。
演出・制作は、東京駅プロジェクションマッピングや、二条城、東京、香港などでも開催された花の体感型アート展「NAKED FLOWERS」、AIが生み出す音楽体験「HUMANOID DJ」、食×アートの体験型レストラン「TREE by NAKED yoyogi park」、
桐竹勘十郎さんが京都文教大学でやったオープン講演から妄想したこと
桐竹勘十郎さんが京都文教大学で講演を行ったという記事。
桐竹勘十郎さんは京都文教大学の客員教授で、この講演は講義ではなく、同大学臨床物語学研究センターの主催でオープンで行われたもののようです。
京都文教大学の学生さんは人間国宝の講義を受けられるのかぁ、良いなぁと思ったんですが、いや、待てよ。
主催の臨床物語学研究センターってなんだ?
サイトの説明を読んでもよくわからん(笑)。
まあ、桐竹
国立劇場建て替えに危険信号[ニュース拾い読み]
10月末で閉場する国立劇場と国立演芸場の建て替えについて、令和11年予定の新規会場が危ぶまれてきたのではないかというニュース。
「初代国立劇場さよなら特別公演」で歌舞伎の不人気が目立つのはともかく(歌舞伎は近くに歌舞伎座がありますからね)、建て替えの請負業者を決める入札に、1社も応じず、2度目の入札でも落札に至らなかったのだそうです。
この建て替え計画は、PFI(民間資金を用いた社会資本整備)