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動画編集:Davinch Resolve 16 と Final Cut Pro(体験版)を初心者が使ってみた結果

お久しぶりな投稿で、noteから遠ざかっていた間に始めた新しい趣味について書こうと思う。
それは、動画編集!

なぜ動画編集?ということは別の機会に取っておいて、この記事では純粋に、動画編集初心者の私がDavinch Resolve 16 と Final Cut Pro(体験版)を使ってみた結果をレポートしたい。

Davinch Resolve 16 と Final Cut Pro 編集機能の決定的な違い

まず、初心者でも明らかに感じた決定的な違いから。
二者が一番異なる点は、なんといってもエフェクト(文字入れ・画像入れなどを含む)。これは初心者にとってはFinal Cut Pro のほうが断然扱いやすい。
なぜって、Davinch Resolveは「ノード」という「エフェクトの構成図」(言葉で表現するのには限界があるが、イメージ的には家系図のような…)のようなものを作ることでエフェクトを入れるから、かなりややこしい。
※公式HPのノード宣伝のページ↓

比べて、Final Cut Pro はタイムラインに画像や文字やエフェクトテンプレートをダイレクトに投入するだけ!例えて言うなら、スマホアプリの動画編集チックなイメージで、画像や文字を入れたい辺りにパッと差し込んで、大きさやデザインをパパッといじって――そんな感覚でできてしまう。
※Final Cut Pro の公式HP↓。エフェクト用の宣伝ページはないようだ。

他にもいくつか、初心者でもすぐに分かる違いはある。

・作業するリプレイ画面が二つ(Davinch)か一つ(Final Cut)か。
・タイムラインの動画マネジメント
・すべての作業画面が一括表示(Final Cut)かタブごとに分かれている(Davinch Resolve)か

初心者としては、すべての作業が一つの編集画面ですべてできるほうが、別画面でまた違った機能や操作を覚えないといけないよりは、やりやすい。
リプレイ画面がいくつも存在するよりは、一つですべてが反映されるほうが分かりやすい。
タイムラインに動画を配置したりトリミングしていく作業で、カットした動画と動画の間に隙間ができたままよりも、自動的に隙間が消えて動画同士が繋がってくれたほうが分かりやすい(好みによるかもしれないが)。

編集機能以前の決定的な違い

Final Cut Pro はアップル製品だから、今のところアップル製品以外で使うことができない。だから、Mac や iPad を持ってない人は、使ってみたくても使えない。
けどDavinch ResolveはWindows、Mac に Linux も大丈夫。

そして、Davinch は無料版と有償版があり、無料版でほとんどの機能が使える。比べて、Final Cut の体験版は3カ月間だけ。3か月以上使いたければ有償版を買うしかない。

編集時間を比べてみたら…

Davinch の編集はエフェクトを入れる段階でかなり時間がかかってしまうので、編集時間が違うのは明らかだったが、試しに全く同じ動画を同じような感じに編集してみて作業時間の違いを比べてみた。
なんでそんな面倒くさいことをしたかというと、どちらかの有償版を買おうと検討していたからだ。

ぶっ続けで作業できたわけじゃないので正確に比べることはできていないが、Davinch で一週間近くかかった動画を、Final Cut では2日ちょっとで同じ感じに仕上げることができた。
作業の時に感じるストレスも、Final Cut は大幅に減少!Davinch で悪戦苦闘しているからこそ、「なんだコレ超かんた~ん!」というノリで編集できた。


そんなわけで、初心者(ただしMacユーザーに限る)はFinal Cut のほうが合っている。
Davinch の魅力は?!というと、色々あるけれど、初心者にとっては上手く扱えない魅力だ(カラーコーディングとか)。

Final Cut Proは決して安いものじゃないけれど、今後も動画編集したいなと思っていて、スピーディー・ストレスフリー・初心者に優しいものをと考えれば、悪くない投資だ。

サポートは動画編集やメンタルヘルス関連の活動費にチャージします。 記事を読んで下さっているみなさん、いつもありがとう(*´ω`*)