見出し画像

眼内コンタクトレンズ(ICL)術後3ヵ月の心境

2日前に「ひとやすみ」宣言をしたものの、思いがけず初サポートをいただいたおかげでモチベーションがウルトラ上がったので、サポートのお礼を兼ねてICL術後(約)3ヵ月の心境をレポしたい。

これまで書いたICL関連記事は↓
眼内コンタクトレンズ(ICL)の手術をした。
眼内コンタクトレンズ(ICL)手術の事前準備
眼内コンタクトレンズ(ICL)手術当日レポ

ぶっちゃけ満足度は?

今のところ、とても満足している。
満足度を数字で表すとしたら、ほぼ100%満足している。
「ほぼ」と付け足している理由は、この後書きたい。

ICL手術をして一番満足しているのは、なんといっても快適度
いままでメガネもコンタクトもつけない状態だと不便で仕方なかった、夜中のトイレ、お風呂、メイクなどに、悩まされることがなくなった。
夜、ベッドの上で目を閉じるその瞬間まで――そして朝起きて目を開けた瞬間からクリアにモノが見えるのは、便利を超えて感動もの。

正直、手術を受けようと思った決め手はコンタクトを買い続けるコストだったが、実際に体感するのは「節約している」というよりも「快適~」という感覚だ。(それに、手術代の元が取れる(?)のは、20年後も生き続けていたらの話……。)

わけあって先日1泊2日で入院した時も、コンタクトの洗浄液やメガネケースの心配をする必要がなく、とても楽だった。これまで旅行の度に洗浄液・メガネケースを持ち歩いたものだが、もうその必要がないかと思うとすごく嬉しい。

今年の梅雨でも多くの場所で水害が発生したが、万が一そうした天災に遭ったとしても、避難の際にコンタクトやメガネの心配をしなくてもいい。
定期的に消毒液のストックを確認する必要も、消毒液やコンタクトのまとめ買いをする必要もなし。

今、コロナ流行のせいでマスクが欠かせない日々で、メガネにマスクだとレンズが曇って不便なことを思えば尚更、決断してよかったと思える。

どんなデメリットを感じるか?

これは私の性格の影響もあるだろうが、一番感じるのは目の扱いにけっこう気を配るようになったということ。
例えば目がかゆい時、どんなにゴシゴシ目をこすりたくても、目尻を優しく刺激したりまつ毛を下から上に撫でて気を紛らわせたりして、眼球を直接こすらないように気を付けている。

というのも、術後診察で医師から「眼球を強く圧迫する行為は一生NG」と告げられたからだ。
「ま、ICLがズレるほどの力で圧迫することなんて、普段の生活じゃほぼ無いから」と笑顔で付け足されたものの、私にはどの程度が「強く圧迫」なのか見当がつかない。しかも、目をゴシゴシとこする時はかなり遠慮なく力を入れるタイプだと自覚しているので、いつもの調子でゴシゴシしてはダメだ!と気を付けるようになった。

そして、目に入るゴミや髪の毛に気を遣うようになった。
コンタクトをしていた時も、風に乗ってチリや髪の毛が目に入ったり、まつ毛が目に入るととても痛いので、それなりに気を付けていた。
が、今は以前よりもっと気を遣っている。
痛みはコンタクトをしていた時と変わらないが、むやみに目を触りたくないという思いがそうさせている。

よく懸念されるハロー・グレアについて、ハローはある。光の周囲に輪が見える現象で、これは多分ずっと消えない。時間が経つにつれ多少は軽減されるのかもしれないが(実際、術後すぐはかなりハローが強かったが、その頃と比べて今は弱め)、まったく無くなるということはないだろう。
というのも、ハローが起こる仕組みを理解するに、ICLをつけているかぎり多少は出現するようだ(仕組みを詳しく知りたい方はググッてみてほしい)。

グレアについては、最近夜に運転する機会がないので分からないが、ハローがあるならグレアもあるような気がする。が、ハローと同じく、日常生活を送るのに不便を感じない程度であることを期待している。

術後に痛みやドライアイが再発したか?

術後1週間は、目にゴミが入っているような痛みがある。
といっても、目を開けるのが辛いほど痛いのは当日の夜寝るまで。処方される目薬のおかげで、翌日の朝には目を開けて生活できるほどに改善した。
痛みは徐々に軽減していって、1週間後にはかなり普通の状態に戻りつつあった。

実は、術後2ヵ月のタイミングで、突然痛みに襲われた。
右目のみ、手術中に感じたようなズーンと重い痛みだった。目は赤く染まって、炎症を起こしているように見えた。
痛みが2日間続いたところで「これはICLに何かあったに違いない」と顔を青くして、翌日(つまり3日目)に病院へ行った。
診察結果は、ICLの位置などは異常なし。原因は不明だけど炎症を起こしているようだ、ということで、点眼薬2種類(術後に付けていた抗菌薬と炎症薬)を処方された。

点眼薬の効果はテキメンで、その日の夜には痛みがかなり楽になった。
痛みの感じ方が手術中のようなズーンと目の奥に重くひびくような痛みだったので、不安になって医師に聞いたところ、「まだ術後2ヵ月だから、痛みに敏感になっているんだろう」ということだった。
ただの炎症だったとはいえ、痛みが出ると「ICLに何かあったのか?!」と不安になってしまうのは、今後も変わらないだろう。

ドライアイは、今のところあまりない。というか、コンタクトをつけていた時はPC作業などを長時間続けると目がゴロゴロしていたことを考えると、少し改善したように思う。

術後はやはりドライアイ気味で、ちょっとPC作業をしたりテレビを見るだけで、かなり目がゴロゴロした(医師に相談するとヒアルロン酸点眼を処方してもらえる)。2~3週間くらいで落ち着いてきたように思う。
その後は、普通の状態に戻った。
今も特に寝起きは目がゴロゴロするが、以前も(そこまで気にしていなかっただけで)そうだったように思うのであまり気にしていない。

今後の術後診察のスケジュール

記憶が正しければ、今後のスケジュールは
3ヵ月検診 → 6ヵ月(半年)検診 → 1年検診
という流れで、その後は1年に1回検診をすればいい。検査を担当する技術師が「ぶっちゃけ病院の検査記録が古くならない程度に来てくれればいいから、異常がなければ2~3年後でもいいんだけどね~」と言っていたが、どこまで本当なんだろう?

が、私の場合は緑内障の治療を開始しているので、その点眼薬の処方のために1年に2~3回は通院することになりそうだ。
緑内障については、いつか別記事でレポしたいと考えている。


以上、ICL術後3ヵ月のレポートでした。
改めて、サポートを贈ってくれた方に感謝をささげたい。
ある事情でとっても落ち込んでいたタイミングだったので、すごく元気づけられたしモチベーションが上がりました!
とっても落ち込んだ「ある事情」も記事にしちゃおうかな~と思い始めるほど、モチベーション上がってます。

感謝、感謝、ホントに感謝。
もっとHAPPYや参考になる情報をシェアできる記事を書いたり、誰かにハートやサポートを贈ったりしたいと思える出来事になりました!

ぴょんより、心を込めて。

サポートは動画編集やメンタルヘルス関連の活動費にチャージします。 記事を読んで下さっているみなさん、いつもありがとう(*´ω`*)