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イーオンズ・エンドにおける基本思考-最大出力編-

ご挨拶

こんにちは、Uttiyウッチーです。
今回が最後の基本思考編です。
前回もなんだかんだで数字が多かったですか?
更にご安心下さい、今回はいよいよ数字少なめです。
考えれば当たり前なことにちょっと具体的な数字を加えるだけ、
最後くらい読み飛ばさずに読んでみても損はないと思いますよ。

諸注意

基本思考、と題しましたがこれは筆者個人の考え方における基本であり、
全てに通ずる基本であるとは考えておりません。
異議・異論は大いにあるかと思いますが、一個人の意見ですのでむきにならず、
あー、そういう考え方もあるのね、くらいに捉えていただきたく存じます。
また、当noteはHowtoを説くものではありませんので、細かいルールの説明などはしません。
一応論理的な思考のお話になるので、他のゲームに応用できる部分もありますが、
ルールやプレイ感のない方には分かりづらい部分もあるかと思います。
悪しからず、ご了承くださいませ。
イーオンズ・エンドのコストはエーテルと言います。
以後当note内ではエーテルをeと表記します。

最大出力

今回のテーマです。
これは特に最序盤が重要になってくる考え方になります。
出だしをなんとなくプレイしていた方、是非とも覚えて帰って下さい。

面倒臭い人向け

今回も初めに結論から。
特別な事がなければ手札は最大5枚であることを意識し、
コストの最大出力が5eであることを意識する
以上です。

めっちゃくちゃ当たり前なこと

色々こねくり回して書こうと思いましたが、やめました。
単刀直入、シンプルに行きましょう。

私たちの手札は基本5枚です。
私たちの初期デッキのコスト捻出手段はほぼ水晶で1枚1eです。
つまり一部の例外を除き私たちが最初に捻出できる最大コストは5eになります。
この5eを一つのボーダーラインだと意識する、それが大事なんです。

極力宝石の取得を絞りたい

前回、前々回と何度も言っていますが、
このゲームの目的は敵を倒すことです。
これは言い換えると呪文を使う事です。
なので呪文に関しては最悪ダブついても、次のターンの呪文が保障されたと考えられます。

しかし宝石は違います。
宝石はあくまで自身の行動の幅を広げるための手段です。
カードの取得、破孔の強化・開放、チャージ獲得、パワーカードの解除など、
当たり前ですが、直接ダメージを与えることはできません
ですから中盤から終盤にかけては邪魔になる事も少なくないのです。
ゆえに無駄な取得は避けたいのです。

5eのボーダー

宝石の取得を絞る上で意識したいこのボーダーについて考えてみましょう。
取得を絞るなら良い宝石を厳選したいですよね。
では、そのゲームのサプライにある良い宝石のコストを見てみましょう。
・取得コスト5e以下:
 あなたは宝石を取得せずに、手札を全て水晶にする事で取得できる
・取得コスト6e以上:
 あなたは2eを捻出できる宝石の力を借りないと取得することはできない
となるわけです。
※例外もあります(隠された光、クォーツ片、ドロー等)。


同じ3e捻出だと1eの差が大きい

もし、5eの宝石が最大のサプライならば、
極力それ以下の宝石を取得するのは避けた方がいい、これがこの話の本題です。
もちろん、破孔石や化石化したスカラベなどの特殊能力をメインとして取得する宝石もあるでしょう。
その類の宝石は、宝石ではなく遺物と考えて立ち回る事をお勧めします。
遺物としての役目を果たしたらコストの捻出する宝石になれる遺物、って感じですね。
そうやった考え方をすると、余計な宝石を取得して後半のダメージ不足になる事が減ると思います。

ならむしろ宝石を一切取得しなければいいんじゃないの?

それをさせない為にネメシスにはパワーカードがあるんでしょうね。
1層ではそこまで壊滅的ではないそれも、2層3層と進むとスルー出来ないレベルのカードが増えます。

例えば、虚ろなる冠の2層には冥王の領域という8eで廃棄できるパワーカードがあります。
このカードは虚ろなる冠が使役する帰依者(常に出現しているミニオン)が2枚から3枚に増えてしまいます。
考えるまでもなくつらいですよね。
その廃棄コスト8eを捻出する為には質の良い宝石が必要になります。

ちょっと思い出してみて下さい

ネメシスのパワーカードの廃棄、コストの支払いを求められる時の数字ってどのくらいでしたか?
パッと頭をよぎった数字は6eか7eではないでしょうか。
たまに8eがありますが、5eってありましたか?
そうです、ないんです、それが答えです。

パワーカードはプレーヤーに宝石の取得を強要する為に設計されており、
その結果宝石を取得したプレーヤーに、
出力効率の良い宝石によってゲーム展開が楽になる体験
を与えることで、プレーヤーのゲーム的な思考の成長を促しているわけです。
多くの名作と呼ばれるゲームには、こういった経験から思考の成長を促す側面があり、
これがイーオンズ・エンドの流行を支えていると私は考えます。

まとめ

欲しい宝石の取得コストから、宝石の必要性を逆算して、宝石の取得を厳選する。
その為の指標として、取得コスト5eのボーダーを意識する。
以上です。

ようやく基本思考編が終わりました。
次回からは本当にカード紹介をしていきたいと思います。
まずは基本版の宝石からの予定です。
お疲れ様でした、次回もよろしくお願いします。

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