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イーオンズ・エンドというゲームについて【前編】

ご挨拶

こんにちは、Uttiyウッチーです。
今回からイーオンズ・エンドとはそもそもどんなゲームなのか。
それを前後編に分けてお話していこうと思います。
既プレイの方には不要な内容かと思いますが、よろしければお目通し下さい。

そもそもどんなゲームなの?

世界観

ネメシス(平たく言うと怪物)によって崩壊した世界で、
生き延びた人類が特殊な宝石や遺物、呪文を駆使し、
存続を賭けた戦いを繰り広げる。
ざっくり言うとそんな感じです。

キャラクターボードの裏にはそのキャラクターのバックボーンが書かれており、
またカード毎のフレーバーテキストや、レガシー・新たな世界のストーリーモードなどによって、
かなり細かい設定や世界観が描かれております。
そこを把握しなくても十分楽しめます(現に私はストーリーにほぼ興味なし)が、
作り込まれたストーリーに没頭しているファンも多いです。

ネタバレ防止のためモザイク加工しております

システム

デッキ構築型のボードゲームです。
ほとんどの要素をカードで賄っているため、
ボードゲームというよりはカードゲームに近い印象です。
ボードゲームに明るい方ならドミニオンライク、といえば理解の助けになるでしょう。

使いたいキャラクターを選択し、キャラクター毎に用意された初期デッキを携えゲームスタート。
事前に用意されたサプライ(お店のようなもの)にある宝石・遺物・呪文を取得してデッキを強化。
対戦相手となるネメシス(ボス敵)をプレーヤー同士協力して倒すことを目標とします。

もちろんネメシスも攻撃してきます。
みんなやられたらゲームオーバーです。

イメージ

・RPGゲームのボス戦風
複数の個性あるキャラクターが強大な敵と戦う様はまさしくRPGのボス戦。
道中レベルアップするのではなく、レベル1からバトルがスタートし、
戦いながらレベルアップしますが、相手の攻撃もそれに伴って苛烈になっていきます。
バランス調整がよくなされていて、基本的に圧勝はありません。
常に手に汗握るギリギリの展開に思わず熱くなり、
次に誰が行動するかを決めるターン順カードをめくる手に力が入ります。

・ローグライク性
自分たちが強化に使えるカードは9種類で事前にランダムあるいは選択されています。
その数は*113種類で、このカードの種類は新しいシリーズが出る度に増えています。
またネメシスの行動を示す基本カードも毎回ランダムに抽出されます。
その数は*106種類で、こちらも新しいシリーズが出る度に増えています。
増えているとは言えその数は有限なので、一つ一つの要素は見慣れたものになります。
ただその組み合わせや順番を考慮すれば、ゲームの展開の種類はほぼ無限大であり、
昨今の流行であるローグライク性が強く、非常にリプレイ性が高いです。

・レイドバトル感
協力して戦う事が前提となっているので、ボスとなるネメシスは非常に強力です。
プレーヤー同士で全体の戦略や、その場その場の行動を相談しながら決めていかないと、
あっという間に負けてしまうでしょう。
時には全体の為にやりたいことを我慢しないといけないタイミングも出てきますが、
勝利後の感想戦で、あそこであれをしてくれたら勝てたね、ナイスでした。
なんて言われると満更でもなく、思わずにやけてしまうことも。
一つの強大な敵にみんなで協力して挑む様は、
MMORPGなどのビッグコンテンツであるレイドバトルに近しいものを感じます。

・まとめ
要約すると
RPGゲームのボス戦に挑む主人公パーティーのキャラクターをプレーヤーが一人ずつ担当し、
ローグライクチックに毎回変わる限られた戦力を駆使して勝利を目指すレイドバトル
です。

どうですか?心が躍りませんか?
私は踊りすぎてソロで100戦以上していますし、ボードゲーム会などでも可能な限り遊んでいます。
そもそも、ただでさえローグライクのように毎回変わる選択肢によって無限とも思える展開があるというのに、
使用できるキャラクターは*30人、敵となるネメシスは*17体、
プレイ人数は1~4人とその組み合わせも膨大です。

圧巻のプレーヤー&ネメシスボード達

遊び尽くすには時間がいくらあっても足りないのは言うまでもありません。
毎回新しい発見や戦略などが生まれ、飽きが一切来ない、時間泥棒な罪なゲームです。
いつまで経っても熱が引く予兆はありません、まだまだ遊びまくるつもりです。

【後編】では独自のシステムによる他の類似性のあるゲームとの差別性についてお話しようと思います。
次回もよろしくお願いいたします。

*2024年3月12日現在、レガシーを除く

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