12月

2023年、終了

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歳を重ねていくにつれて、小さい子供の頃のように感情を素っ裸にして見せていくことが、減っていくと思う。

我慢したり、隠したり、うまいことコントロールしないといけない場が増えていって。
でも私はそれが苦手で、まだまだ子供のままで、感情が分かりやすく出てしまう。勘違いされたり、変わってるって思われたり、思ってることを言ったつもりでも違うように伝わっていたり、伝え方が下手なんやろうけど、よくないって感じるほうが多くて、それがなんだか情けなかった。

でも、この一年。2023年は、私が私をマイナスに思っている部分を、肯定してもらえるような一年でした。もちろん、よくない所もあるだろうけど、素っ裸のまま伝えたら、それを良いじゃん!って受け止めてくれて、そういう場に、人たちに、たくさん出会えた一年でした。ありがとう。

もう今年も終わりかって早く感じるけど、その反面、今年も色々あったから、あれ?全部一年間の出来事やったんや?!って感じてる。

去年は正直、自分の中で一番悲しくて一番しんどかって、半年間ぐらいは生きてる心地がしなかった一年やった。けど、今年は、2023年はその逆で、生きてるってすごい感じた。喜怒哀楽を目で耳で身体でしっかり感じて、それを歌やライブで届けて、返事が来て、その繰り返し。それが良い、それで良いんです。

独りでもないし、1人でもない。必ず誰かが居てくれるんです。見ててくれるんです。きっとバンドを続けられていなかったら、こんな体験できてないやろうし、こんな感情にはなれてなかったんだろうなと。

改めて、音楽やバンドに出会えて続けてよかった。

続けさせてくれるメンバーや家族
それぞれに色々あるやろうけど、それでもカッコよく続けている友達や先輩のバンドマンの皆さん
ずっと守り続けてくれているライブハウスのスタッフの皆さん

もう全員にありがとうって言いに周りたいぐらい、感謝してるんです、ほんとに。ありがとうございます。

きっとまだまだ知らない世界や気持ちがあるでしょう。でも、やっとほんの少し分かった気がする、走り出している気がする。だから、無駄にしたくないし無駄にさせたくないので、来年の一年は燃え尽きるぐらい走り続けたい。

そういえば今年一年、感情の整理のために月記を続けてたけど、来年はどうしようかな。自己満だし、気が向いたら書こうかな。

こんな私でも、こんな私だからこそ、です。
何者でもない、たった一つの私を、これからもどうかよろしくお願いします。

とにかく体調にはお気をつけて、心も体もどうかご自愛ください。今年は、今年も、お世話になりました。来年もどうかよろしくお願いします。お元気で。良いお年をお迎えください。

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