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AEDを知る意味 

今更ではありますが『AEDを知る意味って何だろう』といったところを改めて考えてみようと思います。

AEDというかAEDを含めた心肺蘇生法の事ですね。

僕はAED愛が強いんで、絶対知ったほうがいい!!!
と思いますがそんなことでは興味ない人が学ぼうと思うはずはなく、まずやっぱり興味を持ってもらう方法を探るべきであるのは間違いないと思っています。

その手段として、ペーパークラフトAEDやおもちゃAEDであがいているんですが、それをきっかけでAEDをちょっと知りたいと思った人に対してAEDを知ったら何になるの?を提示する必要はやっぱりあるのかなと思います。

私はこの答えはいまだに抽象的で大人数に納得してもらう『ばしっ!』とした答えを持っていないのが現実なのですが、今の僕の答えとしては『選択肢・勇気』が一番合っているのかなと思います。


おそらく一番みんなが思っているのは、

『大事なの知ってるけど、いつ使うの。きっと使わないからあまり積極的に覚えたいとは思えない』だと思います。

まぁわからなくもないですし、確かに使う時が来ないほうがいいことではあります。

ただ知っていたら何かあった時に、知らない時より選択肢が増えるし、知らない時より勇気もって動けると思います。

知らない時より選択肢が増える。

今となっては当たり前ですが例えば、子供が転んで膝をすりむいて血が出ていたら水で洗って、消毒して、絆創膏しますよね。これって知っているからできますけど知らなかったら、傷の治りがもっと悪くなっているかもしれません。

知らない時より勇気をもって動ける

例えば、道に迷っている外国の方がいます。助けてあげたいです。
勇気をもって声をかけやすい状態はどっちですか?

1.英語を少し学んだことがある

2.英語をまったくしらない

おそらく多くの方は1を選ぶと思います。

心肺蘇生法を知っていると、突然人が倒れた時に心肺蘇生法という選択肢が生まれますし、とりあえず意識確認してみようかなという勇気が生まれます。

AEDを学ぶ意味ってここなのかなと思います

(さっき言ったみたいにその前に興味を持ってもらうが大切なので、割と僕はそっちに今力入れてる感じです。)


実は去年、お祭り行った際に倒れている人と遭遇しました。
(結果からいうと泥酔していて、意識朦朧な状態でした)

体格がいい方で座っている椅子から思いっきりうつぶせに倒れこみました。その時私は(うつぶせ危ないな。とりあえず声かけて横向けて意識確認しよ)と思い行動しました。

僕は医療系の資格は持っていますが、いまは医療の現場からは離れています。現役の医療従事者の方々の知識レベルにはまっっったく敵いません。

ただ、行動はできました。

これって、なんとなく知っていたからだと思います。

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